特別イベント

2016年12月22日(木) 19:30~21:30
スポーツと広告の相乗効果!広告代理店の介在価値

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プロスポ―ツ団体のパートナーとしてスポーツの価値を企業に提供する広告代理店。
今回の講義では、地域密着型の広告代理店として企業や社会に対しスポーツの価値を提供し続けるランドガレージ社から取締役である江口氏にお越しいただきました!

マーケティングやプロモーションなど、スポーツを仕事にしたい受講生の中でも人気の広告代理店ですが、Jリーグやビッグスポーツイベントなどでは主に大手広告代理店がパートナーとして機能するのが通常。

スポーツ業界で仕事をしたいと考える上で、なかなかやりたくてもできないレアな仕事と位置づけされるスポーツプロモーションの仕事ですが、本来のイメージとは異なり、「スポーツ×広告」だけでは収まらず、その立場を活かして地域を巻き込むことができるのも広告代理店の介在価値となります。

そんな広告代理店の立場で実際に事業展開しているのが本日のゲストである江口氏です。

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この日の講義ではJリーグでビッグクラブとされる浦和レッズとのかかわりを講義のメインに、企業、社会に対してスポーツの価値を提供するパートナーとしての仕事について迫って参ります。

仕事のリアルではまず、「浦和レッズ×企業」について。

浦和レッズは、J1クラブにおいて「入場料収入」「広告収入」で1位の売上を誇り、営業収益約65億円とまさにビッグクラブ。(営業収益2位のクラブとは約10億円以上の差!)

企業のある課題に対し、解決方法としてスポーツチームのスポンサー枠を活用するのが基本的なスポンサー契約の基本構造。

主に企業がスポーツにスポンサードする目的は5つ。
1. ブランド認知拡大、イメージ向上
2. 売上拡大(販路開拓)
3. 社会貢献
4. ホスピタリティ
5. 福利厚生、モチベーションアップ

その活用の幅はトップパートナー(ゴールドスポンサー)、オフィシャルパートナー(シルバースポンサー)など、スポンサー料によって変化し、権利の幅も変化してきます。わかりやすい一例としては、ユニフォームの胸や袖に入るロゴの大きさなどにより得られる露出度や認知度などが権利料の幅によって効果と現れてきます。

ユニフォームについて、江口氏は「浦和レッズのファンは、アウェイの試合に観戦に訪れる人が多く、アウェイの地でユニフォームを着たまま脱がない、まさにファンが歩く広告塔として機能しています(笑)」とお話しいただきました。

例えばビール会社とは記念デザイン缶の数量販売、某有料放送事業運営会社とはCMでコラボなど、ユニフォームにロゴや企業名が付いていることで「テレビ」や「新聞」などのメディア・媒体への露出、販促活動としてのSNSやWEBの活用、ピッチ周りの看板露出、実際の選手を活用したプロモーション、その他企業とのコラボマーク策定による認知活動などが、認知度向上や企業のブランディング、イメージアップなどの効果としてスポンサーに還元されていきます。

また、クラブは昨年シーズン優勝を逃してしまいましたが、「負けたけど笑顔」のコンセプトで胸スポンサーのPOLUS社とコラボして関東近辺の駅でポスター展開を行い、まさにスポンサー企業からの愛が感じられるものになったともお話しいただきました。

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続いて仕事のリアルでは浦和レッズ以外の多角的な事業展開として、県内スポーツチームとのお話へ。
浦和レッズのみならず他競技のスポーツチームが多く存在する埼玉県。

サッカーだけではなく他のスポーツチームも一緒になって埼玉県を盛り上げていきましょうということで企画されたものが、スポーツクリニックやトークフェスティバルといった地域貢献活動。

江口氏は「埼玉県をスポーツで盛り上げていくことがもっと必要であると思い、クリニックやトークイベントを企画し、事務局を運営しております。地場の広告代理店として、自治体との関係性などを活かして地域に対し様々な競技のスポーツチームで協力して行うことを促進していくことも地場の企業として重要なことと位置付けています。」とお話しいただきました。

ホームタウンのスポーツチームが地域に対してイベントを行うことの意義はファンのロイヤリティ向上につながるなど、スポーツチームの価値を最大化していく上でのキーファクター。
ファン・サポーターや地域の方々の声や行動が後々の活動でダイレクトに返ってくる場所でもあり、スポーツチームだからこそできる地域貢献。
温度感を高く、意識して行えるかどうかが地域に愛されるポイントであり、地域貢献は業界で活躍する上でどの立場でも忘れてはならない視点であるといえるでしょう。

ランドガレージ社は他にも女子バレーボールチームである「上尾メディックス」の埼玉県のスーツメーカーとのサプライヤー契約を代理店の立ち位置で実施。”スポーツチーム”と”地場企業”の接点を作ることや、またハンドボールチームである「大崎オーソル」とはHP運用や動画コンテンツの作成などクリエイティブな領域のサポート。また「浦和レッズ」と「埼玉西武ライオンズ」の法人向けタイアップチケット企画の営業事務局を運営するなど埼玉県に根付く企業としてスポーツと企業をつなぐことで価値を創出しています。

まさに地元密着。今後も埼玉県のスポーツチームの動向に目が離せません。

そんなランドガレージ社の今後のリアルとして、業界のキーパーソンとして「自治体」「スポンサー」「チーム」、そしてその中で「東京の企業」「地場の企業」に焦点をあててご解説していただきました。

江口氏は「キーパーソンというよりも、必然的に業界全般と関わる立ち位置にいるので、業界全部と関わります。ここにいる皆さんも業界で活躍したいのであれば、業界内全般を知っておく必要がありますね。その中でも挙げるとすれば…支社は埼玉にあっても東京に本社に多いている企業が多く、広告代理店としては東京の企業は今一度抑えておかなければなりません。また大手広告代理店から契約の中のプロモーションの業務委託を引き受けることもよくありますし、必ず見ておかなければいけません。」とお話しいただきました。

業界内の大手広告代理店の契約の一部を地場の企業に業務委託されるケースは多々あり、東京の企業との関わりは地元に密着する企業にとってこれからも重要なキーパーソンになることでしょう。

そんな江口氏のご自身のプロフェッショナルの流儀ということで大切にしているワードとして
「一人一人が逞しさを持てばチームは強くなり、個の自由度は高まる。・・・だから楽しい。」と挙げていただきました。

江口氏は「いろんなキーパーソンとやりとりするので、そういった方々とうまく関係を作って行くことで組織も強くなって行くし、自分で判断して動くという裁量が増えて行くのでそれによって自分も楽しくなっていきますよね。クライアントに対するサービスが落ちるのではないかと考えられる部分もありますが、ポジティブに考え、クライアントと深く密接に関わっていかなければいけないと思います。辛いこともありますが、その分楽しさも感じられます。」とお話しいただきました。

多くの登場人物とパートナーとして仕事する広告代理店でご活躍の江口氏ならではの考え方。しかし、広告代理店に限らず他業種でも間違いなく必要な考え方であり、受講生の心にも響いたことでしょう。

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地場の広告代理店として数々のスポーツチームのパートナーとしてスポーツの価値を最大化するランドガレージ社・江口氏の2時間に渡る講義も終了!

受講生からは

◎スポーツ×広告の領域にずっと興味を持っていましたが、本日の話を聞くことで初めてイメージを具体的に持つことが出来たと感じました。
◎企業とチームの間に立って仕事を行うことが多く、両者の立場を理解した上でスポーツの価値を届ける仕事なので、自分が仕事にする為には今から情報インプットをしていかないと間に合わないと感じました
◎これからスポンサー側への就職が決まっており、代理店さんと一緒にどこよりもチームをうまく活用する企業の担当者になりたいと思ったので、今日の話は普段の倍、メモさせて頂きました!笑
◎原則、スポンサーは一業種一社であらゆる分野の企業さんと付き合いがあると考えると、仕事の幅が広く、アイディア勝負になる部分もあるのでより視野を広げなければならない理由を改めて体感しました
◎企業がチームにスポンサーする理由を生み出しているのが広告代理店だと感じた。自分は将来スポーツチームで仕事がしたいと考えているので、スポンサー獲得にもつなげられる視点が得られました!

など、スポーツと広告の関係について深く理解することに繋がっていたようです。

そして最後には江口氏から受講生へラストメッセージを頂戴しました!

「本日はありがとうございました。仕事をするということは人生の中で最も長い時間を占めます。その仕事が楽しくなければ人生が楽しくないということにつながります。自分のやりたい仕事に就きたいというのであれば本気でやるべきだと思います。スポーツ業界は人をそこまで欲している業界ではないですが、武器やスポーツ業界に対する熱い想いを持って挑戦することで他の人より違う何かが得られるのではないでしょうか。スポーツ業界は熱い想いやパッションがとても大切になると思いますので、ここにいるような皆さんにはそれらを持ってスポーツ業界に挑んできてほしいと思います。」

江口氏のお言葉からも伝わってくる通り、人生を楽しくするのは自分自身。

この日の受講生はもちろん、仕事に対して本気でやりがいを求め、そのやりがいに<スポーツ業界>が含まれている方々がスポーツ業界の成長を担う為には、江口氏のようなパッションが必要であると再認識したのではないでしょうか。




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