特別イベント

2017年2月16日(木) 19:30~21:30
リーグ・協会の宿命 - 普及・強化に向けた青写真を描く者 –

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開幕1週間に迫ったJリーグ!毎週末行われる試合に一喜一憂出来るシーズンの到来ですね!
また2017年はサッカー代表にとってもこれからの日本サッカー界を左右する大一番を控えており、注目度が高まります。

そんな中、今回のMARS CAMP本講義では、開幕を間近に控えたJリーグより、事業・マーケティング本部の国際部でプランナーとしてJリーグのアジア戦略を担う小山氏にお越しいただきました!

現在Jリーグの放映権をイギリスのPerform Groupが10年で2100億円と、Jリーグ開幕以来の大型放映権契約を締結しJリーグの動向が注目されています。この日はJリーグの国際部でアジア戦略を手掛ける小山氏に、リーグの仕掛けの最前線、そしてスポーツの普及・強化をメインに迫って参ります。

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まずはJリーグについて。
昨夏、JリーグはPerform Groupが提供するスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」と2017年より10年間、約2100億円の放映権契約を締結。現在も話題になっております。

多額の放映権料が得られることによって、各クラブの資金得られ、強化に資金を投下できたり事業に投資したりと、サッカー業界を変革するきっかけとなる締結。
スポーツ産業市場15兆円を目指し、着々と改革が進む中、Jリーグは重要戦略として、

・魅力的なフットボール
・スタジアムを核とした地域再生
・アジア戦略
・経営人材の育成
・デジタル技術の活用推進

の5つを掲げています。中でも小山氏はその中のアジア戦略を担うお方。

そんなJリーグのアジア戦略を担う小山氏に、リーグにおける具体的な仕掛けや普及・強化について、仕事のリアルのパートにて迫ります。

Jリーグは、1993年開幕時8府県10クラブが“オリジナル10”として発足したことから始まり、現在は38都道府県54クラブまでチーム数が拡大し、3つのディビジョンに分かれているほど、リーグとして成長をしています。

アジアにおけるJリーグは他国からも成功事例として見られ、現在はタイ・ベトナム・カンボジアなどアジア諸国でもリーグが発足。小山氏は「日本サッカーはまさに世界でも奇跡!と言われています。」とお話し頂いたように、今まさにJリーグは世界からも注目される存在となっています。その一方、日本という国全体で考えると、高齢化、人口減少などの問題により、Jリーグの入場者数は苦戦をしていますが、Jリーグのアセットを海外に持ち出し、アジアのサッカー発展途上国へ活用する動きが活発化しています。
まさにJリーグのノウハウを活かし、アジアと共に成長していこうという動きが本講義のメインテーマであるアジア戦略です。

昨今では楽天がバルセロナと大規模なスポンサー契約を締結し、日本企業におけるサッカーの活用にも注目をされている中、小山氏は「欧州のクラブにスポンサードされているお金は、Jリーグおよびアジアのリーグを盛り上げていくことで、より企業のアジアへの協賛を増やしていけるはず。欧州の一極集中からアジアにも資金を流す事。アジアで得た資金をアジアのために使っていき、さらにはJリーグがアジアのリーダーとしてアジアのサッカー市場を盛り上げ、リーグ単位での連携をしていくことが不可欠です。」とお話しいただきました。そして、そのような背景の中で生まれたJリーグのアジア戦略の一例として、アジアの選手がJクラブに加入し注目されていることについて小山氏にお話しいただきました。

グエン・コンフォン選手はベトナム出身のサッカー選手としてJ2クラブの水戸に加入。ベトナムのメッシと呼ばれるグエン選手の加入によりFacebookのフォロワー数の増加や、ベトナムにおける露出が増加。それに伴い、茨城県とベトナム政府がパートナーシップを締結し、特産品の輸出、農業支援をするなど自治体との連携まで推進されています。
また、ベトナム航空がJ2水戸とスポンサー契約を締結したことに関して、小山氏は「茨城空港にチャーター機が就航し、水戸観光ツアーを実施したところ、水戸のスタジアムに500人集まった試合もあります。」とお話しいただきました。JクラブとASEAN諸国との契約は近年話題のインバウンドによる観光客の増加が促進されるなど、Jリーグの活性化、そして地方の活性化につながっており、まさに2020年に開催される東京五輪に向けての成功事例として、より動向が注目される好循環の一つと言えるでしょう。

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また、小山氏はアジアとのパートナーシップの例として、J1クラブのセレッソ大阪が数年前から取り組んでいる事例についてもお話しくださいました。
「タイクラブにスポンサードするビールメーカーのシンハービールはセレッソ大阪に協賛、セレッソ大阪にスポンサードする農機メーカーのヤンマー社はタイのクラブに協賛するといった、両企業のタイ・日本といった進出市場での事業拡大のために、それぞれがクラブのパートナークラブに協賛しています。」スポンサー企業の事業拡大を日本・タイの両クラブで連携し推進していく動きは、企業の事業拡大とアジアの産業市場をより一層盛り上げる、まさにスポーツが企業の課題解決に活用されている事例であると言えるでしょう。

その他の事例として挙げられたのが「Jリーグアジアチャレンジinタイランド」。小山氏は「アジアでのJリーグ認知と人気向上を目的に『Jリーグアジアチャレンジinタイランド』と題し、アジアでの親善試合を開催。日本の企業の協賛が数社入り、Jリーグのアジア進出をさらに促進するものとなりました。これはリーグが企画・開催したものですが、よりこういったアジアのサッカーをJクラブが活用して行く動きが今後増えていってほしいですね。」とお話しいただきました。

Jリーグおよび国内企業のアジア進出が今後増えていくことによって、Jリーグのアジア進出、アジアサッカー市場の活性化はもちろん、日本の企業にとってもより多くのビジネスチャンスが生まれるきっかけとなり、スポーツで企業の課題解決をする動きが今後増えて行くことでしょう。こうした仕掛けを生み出すことがリーグの仕事の魅力でもあります。

そして、小山氏が注目する今後のステークホルダー・キーマンとして、今後のリアルでは「省庁」を挙げていただき、「J2クラブである水戸のインバウンドについて、Jクラブがアジア諸国を活用し、地方の盛り上げにつながったことの事例として挙げましたが、このような動きを加速していくためにJクラブが観光庁と連携することで日本のスポーツツーリズムの促進していくことが必要であると思います。」とお話しいただきました。Jリーグ・アジアのサッカー・そして各国々の発展のためにはアジア全体で連携していくことが重要である、とアジアを股に掛ける小山氏だからこそ感じる考え方を受講生も感じることができたのではないでしょうか。

そして、そんなアジアの舞台で活躍する小山氏のProfessional!仕事の流儀は「迷ったらGO!」。小山氏は「何か選択が迫られた時には迷いが発生するものですが、迷ったらいく。わからないけどまずやってみることで得られるものもあり、その経験から得られたものがとても良いものになったりします。是非迷ったらとりあえずやってみる。チャレンジしていくことが自分を成長させてくれると思います。皆さんも迷ったらぜひチャレンジしてください!」とまさに小山氏らしいお言葉を頂戴いたしました。

「迷ったらGO」。この言葉には、スポーツ業界で活躍したいと考えている受講生の背中を押し、更なる熱量UPにつながっていったのではないでしょうか。

そして一度キャリアを挟んで、スポーツ業界に入るとしたら「コンサルティング」とのこと。「思考の方法や言語化を学ぶことで、交渉やプレゼンテーションなどに活かせるのではないかと最近考えていました。今振り返ると学びたいスキルの一つです。」とお話しいただきました。

スポーツ業界での活躍を目標にMARS CAMPに参加している方が多くいますが、小山氏のお言葉はスポーツ業界だけに限らず、ビジネスマンとして必要なスキルを示唆するもの。この日の受講生は特にスポーツ×ビジネスの視点を持ち、スポーツ業界という事業領域での活躍を期待したいですね。

この日の講義終了後のアンケートでは
◎Jリーグの100年構想とはまた違った視点からのお話で、Jリーグの全体感と、アジア戦略が日本のクラブを通して地域の活性化にも繋がることが分かり、興味深さを感じました!
◎知らないだけで、リーグが市場拡大に向けて多くの施策を投じていることが分かり、まだまだ情報インプットをしていく必要性を改めて感じました
◎サッカーだけでなく、他競技にも取り入れられる展開だと感じました。すでにスポーツ業界内にいる方が他競技から学ぶ姿勢を忘れないのは、こうした情報が得られるからなんだと改めて感じ、私自身もその視点に追いつけるようにしたいと感じました
◎DAZNとの契約に始まり、今注目を集めているJリーグの最新のトレンドを知ることが出来ました。ここでしか聞けない話が多くあり、得した気分でした!笑

というお声が多く事務局に届きました。

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開幕一週間前と世間のサッカー熱が高まる中行われた本日の講義も2時間あっという間に終了!
最後にJリーグのアジア戦略を手掛け、アジアのサッカー界の最前線でご活躍の小山氏から、受講生へ温かい激励のお言葉をラストメッセージとして頂戴しました。

「“迷ったらGO!”に変わりはないのですが、スポーツ業界という産業を、国自体も産業化するんだという動きがあり、まさにスポーツ産業の過渡期でスポーツを仕事にするには良いタイミングだと思います。ここにいらっしゃる皆さんはスポーツ業界で活躍したいと思っている人がほとんどだと思うのですが、チャンスは沢山あると思いますし、こういった場所でチャンスに備えて、学生でも社会人の方でも今学べることを学んだり、思い続けているとチャンスは来ますので、そのチャンスが来た時には“迷ったらGO!”という気持ちで頑張ってほしいと思います。」

受講生もこのMARS CAMPで学んだことを今後は”きっかけ”にすることや、実際の”行動”に移して行くことが求められていきます。
半年間のMARS CAMPも気づけば残り1ヶ月半。この半年間の学びを生かし、本当に業界で活躍する人材になるためには、小山氏のように「迷ったらGO」という瞬発力が必要になることでしょう。

チャンスを作るのは自分次第。皆さんが持つスポーツに対する熱い想いを胸に、これからの自分の姿、青写真を描いてみてはいかがでしょうか。




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http://mars-camp.com/about/reqruit.html

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Information

【2/1】MARS CAMP 2017 Spring & Summer(第14期)生の受付開始!

スポーツ業界人輩出500名を突破したMARS CAMPは4月から第14期の開催が決定。定員130名の限定募集!募集受付の締め切りは定員もしくは3月31日までとなります。

MARS CAMP生インタビューVol.55 ㈱ドーム 篠原氏【NEW!】

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