女子バスケ界NO.1の集客力を誇る羽田ヴィッキーズが地域から愛されるワケ

講座レポート第13期1回

講座レポート

  • 対象講座
    スポーツチームだから出来るコト感動と熱狂の裏側①
  • 日時
    2016年10月12日(水) 19:25~21:30
  • 会場

    TKP新宿ビジネスセンター 11Fスカイ会議室

    東京都新宿区西新宿2-3-1 モノリスビル11F

  • 講師/ゲスト
    小澤 応詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細

スポーツをビジネスにしたい人のための最速講座「MARS CAMP」も遂に第13期に突入!

東京五輪をはじめとする数々のスポーツの祭典が日本で開催されることが決まり、日本のスポーツの機運が高まっている現状で、「MARS CAMP」は「スポーツ業界で活躍する仲間を増やす」ことを実現し続けるコミュニティとして、皆様と共にスポーツ業界を盛り上げて参ります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

さて、さっそく記念すべき13期初回の講義に入って参ります。

13期第1回目のオープニングゲストは一般社団法人羽田ヴィッキーズ女子バスケットボールクラブから、小澤氏と佐藤氏のお二人にお越しいただきました!

本講義のゲストである小澤氏と佐藤氏は、MARS CAMP6期生、MARS CAMP9・10期生と共にMARS CAMPの卒業生!

元々受講生の立場だったお二人は、MARS CAMPでスポーツビジネスを学び、前職からプロスポーツチームへと渡り歩いた、まさにMARS CAMP生のロールモデルとなる方々。

13期初回講義ということで受講生の緊張が感じられる中、羽田ヴィッキーズの事業全般を担うお二人に、プロスポーツチームの事業全般、そしてプロスポーツチームだからこそできる地域への価値提供術をメインに迫ってまいります!

講座レポート第13期1回

まずは、羽田ヴィッキーズの概要について小澤氏にご解説いただきました。
「羽田ヴィッキーズは前身である株式会社荏原製作所のバスケットボール部である『荏原製作所バスケットボール部』として1971年に創設されました。そして、地域のクラブとして2012年に『一般社団法人羽田ヴィッキーズ女子バスケットボールクラブ』に生まれ変わりました。『地域と歩み、皆さまをもっと元気にします』という活動理念のもと、勝ち負けだけではなく、スポーツを通じて地域を盛り上げたい、地域の皆様を喜ばせたいという想いで活動しております。」

続いて、昨季観客動員数リーグNo.1の羽田ヴィッキーズが所属する「Woman Japan Basketball League(以下 WBJL)」について。

「WJBLは12チームで構成される女子バスケットボールリーグで、9チームの企業チームと3チームのクラブチームで構成されています。日本のスポーツはもともと企業チームが多く、女子バスケットボール界も同様ですが、ヴィッキーズは地域の方々にご支援をいただくスポーツクラブとして頑張っています。また、観客動員は1試合平均で1000人とWJBLの中でNo.1となり、地域の皆様に愛されるようなチームを目指した結果、多くのお客様に会場にお越しいただいております。」

小澤氏もおっしゃるように、プロスポーツチームは、地域の方々に夢や感動を与える、地域を活性化する、子供たちに夢や希望を与える存在であることが前提となっており、スポーツを通じて地域に価値を提供していくというのをもとにスポーツチームで活動することが重要であるといえます。

会場の緊張も徐々にほぐれ、概要を元にスポーツチームの事業面についてのイメージができつつある中、仕事のリアルでは小澤氏、佐藤氏の地域活動からスポーツを通じて地域を熱狂させる価値提供術についてさらに迫って参ります。

まずは地域活動について。
東京都大田区をホームタウンに活動する羽田ヴィッキーズ。小澤氏には学校事業であるクリニックについてお話しいただきました。
「クリニックはバスケットボールチームとしてバスケットを子どもたちに教えることで地域を元気にする
という目的で年間60~70回ほど行っています。”地域と共に歩み”という活動理念を強調し、こちらから地域に出ていこうということを考え、継続的に子供たちにバスケットボールや体を動かす楽しさを教えています。」
しかし、スポーツ選手が学校でクリニックをすることは実現のハードルが高いはず。しかし、小澤氏は「ヴィッキーズのクリニック活動は長年継続して行ってきたこともあり、保護者の方や学校の方から評価していただき、むしろ今は学校の方から依頼をいただいてクリニックを行えています。チームが長年あるべき姿として行ってきた活動で、このクリニックから育った子供たちが10年後に選手としてヴィッキーズに戻ってきてくれるなんてことを夢見ています。」と言い、小澤氏の言葉から地域におけるスポーツチームだからこそできる価値のある活動であると感じられます。

また、大田区の特色や魅力をもとにチームとしてできる地域活動について佐藤氏にお話しいただきました。「大田区のモデル商店街事業ということで、大田区は『商店街が多い』という特性を活かし、そこにヴィッキーズを絡め『スポーツ×商店街フェスタ2016』を企画しています。商店街が衰退しているという課題に対し、ホームゲームやヴィッキーズのスポーツチームというブランドと商店街の良さや魅力を掛け合わせて発信し、商店街をもっと盛り上げようというもので現在進行中です。」
佐藤氏のもと、ヴィッキーズをきっかけにホームタウンである大田区の商店街へ足を運んでいただくための仕掛けとして、「羽田ヴィッキーズホームゲーム物産展」や「商店街期間限定メニュー・コラボ店の展開」を進行中。また、ホームゲームでのオリジナルガイドマップの配布やコラボ店舗でのオリジナルフラッグ掲出をすることによって、商店街への来場促進、SNSでの拡散のためのきっかけづくりも行っております。

講座レポート第13期1回

ここまで地域活動をメインにお話を進めて参りましたが、これまでの地域活動は興行へ活かされていることも忘れてはなりません。そこで仕事のリアル②では集客について迫ってまいります。

前述のとおり、昨季の観客動員数リーグNo.1を誇る羽田ヴィッキーズ。
集客はいかにして行っているのでしょうか。小澤氏は語ります。
「正直チケッティングはそんなにしていませんね(笑)。しかし、継続的な地域活動や関係性、信頼といったものを、自信を持って地域と作れていることから、事前にチケッティングをしなくても集客が担保できています。スポンサーの方々とも継続的にコミュニケーションを図ることで同様にスポンサーの方々にも会場へ足を運んでいただいております。したがって、スポーツを通じて地域を盛り上げる、元気にする活動やスポンサーの方々との関係性を事前に作っていくことで、地域活動という目的だけでない興行への相乗効果が確実に生まれています。」と語っていただきました。

また、リオ五輪ではベスト8という成績を残し、注目度の高い女子バスケットボール。
昨年のラグビーワールドカップを例に挙げると、今まで1度も勝利したことのない強豪国南アフリカとの試合で歴史的勝利を果たし、日本中がラグビーブームになるなど話題になりました。

では女子バスケットボールではそういったリオ五輪の影響はあるのでしょうか。
佐藤氏は「日本代表が多く所属するチームとの試合は問い合わせがあったりするので、多くのお客様にご来場が期待できます。」と、肌で感じるリアルな感覚についておっしゃっていました。

その中で各社スポンサー企業への営業活動について、どのような活動をしているのでしょうか。
地場企業が求めるニーズとしては露出ではなく『リアルな接点』であったり『定常的な情報発信に価値を置く』が挙げられることが多々ある中、羽田ヴィッキーズとしては「地域活動をやりながらプロスポーツチームとして歩んでいるので、地域に根付いた企業様とスポンサー契約ができたらいいなと考えています。」と小澤氏。活動理念のもと、地域に密着した活動をするためには地域に根付く企業と協力することが重要であるということがわかります。

また、新しい取り組みである「関東女子バスケットボール連盟応援企画の就活応援イベント」をマーススポーツエージェントと共同開催。
「企業や個人、団体、バスケ界、女性への新たな価値提供のカタチとして、関東女子バスケットボール連盟に所属する学生には就職先を、企業にはスポーツをしている女子学生に特化した就活イベントとして、チームとしては新しいスポンサー営業のカタチをと、関わるすべての方々が喜ぶイベントとなっています。」と小澤氏はおっしゃっていました。
さらに大きな視点で考えると、女子バスケ界の発展・拡大や社会的に女性とプロスポーツの新しい価値を創造できるものとして、競技を問わず標準化していくことでより社会の中でのスポーツの価値向上につながるイベントとして今後注目が高まります。

そんな羽田ヴィッキーズの今後のリアルとして、仕事のキーパーソンとなるステークホルダーに小澤氏は「スポンサーとメディア」、佐藤氏には「スポンサー」を挙げていただきました。
佐藤氏は「今後のヴィッキーズの発展のことを考えるとよりスポンサー営業を強めていくことが必要」と先を見据えてのご回答をしていただきました。
小澤氏は特にメディアについて「メディアにもっと女子バスケに価値を見出してもらって、リーグや協会と協力して女子バスケの発展をしていかなければならない」と期待と危機感が入り混じるような回答をしていただきました。
2016年に開幕した「Bリーグ」を皮切りに、男子だけでなく女子バスケにも注目度を高めていくことは、バスケ界全体の盛り上げにつながります。

初回講義を終えた受講生からは

◎スポーツチームの地域活動の具体的な内容と、その目的とメリットが一挙に聞けて、スポーツチームの仕事のイメージがより具体的になりました!
◎営業、クリニック、地域貢献活動などが全て集客にも繋がっていて、1つ1つの活動がチームの発展や魅力となることが、お二方のリアルな話で驚きと発見がありました
◎スポーツチームの具体的な仕事内容が正直わからなかったのですが、卒業生の二人が噛み砕きながらお話頂いたおかげで理解を深めることが出来ました。
◎とにかく沢山メモを取った講義でした。これからの半年間で一気にスポーツ業界の仕事に対する知見を広めます!

など、当日のアンケートには濃密な時間を過ごせたことが伝わる言葉が多く並んでいました。

気づけばMARS CAMP13期初回講義は2時間あっという間に終了!
MARS CAMPの先輩であるお二人から受講生に対し温かいラストメッセージを頂戴しました。
佐藤氏は
「本日はありがとうございました。このような講義を受けることも大切ですが、人とのつながりやここでの出会いが可能性や視野を広げてくれると思います。MARS CAMPというこのコミュニティを大切にしどんどん活用していってください!」と先輩の温かいお言葉を頂戴しました。

そして小澤氏は
「今自分がいることはこのMARS CAMPのおかげであるので、皆さんも存分に活用していってください。そして学びを選択するのではなく、いろんなことを幅広く吸収していってください。これからも是非チャレンジして様々なことに取り組んでいってください!そして、羽田ヴィッキーズを応援してください!」と業界で活躍される先輩から熱いメッセージをいただきました。

この言葉通り、13期生には大いにこのMARS CAMPを活用していただき、ゲスト講師や同期生と共にスポーツ業界で活躍する人材を目指して切磋琢磨していって欲しいですね!

アリーナだけでなく、セミナー会場も超満員にした二人の卒業生の今後の活躍にも大注目です!

 


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講師/ゲスト

一般社団法人羽田ヴィッキーズ
女子バスケットボールクラブ

小澤 応

2002年に大学卒業後、音楽個人事務所に就職。音楽マネージャーとしてアーティストを担当。
ライブ制作、プロモーション、CD制作、ブッキング、メディア対応、スケジュール管理など様々な業務に関わる。
2009年、IT関連会社に転職。電子コミック・書籍、アパレル通販などの運営・営業に関わる。
2013年10月に一般社団法人羽田ヴィッキーズ女子バスケットボールクラブへ転職。
※「羽田ヴィッキーズ」女子バスケットボールトップリーグに所属するプロクラブ(http://vickies.jp/)

 現在はクラブ運営の全ての業務に関わり、「スポーツの力で地域貢献」「バスケットボール の普及・強化」を実行中。
また、自身が生まれ育った東京都大田区でマイナースポーツチームが発展を遂げる方法を日々模索中。
 【MARS CAMP第6期生】

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりMARS立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなど、社内事業を横断的に従事し、10年より立ち上げた、「MARS CAMP」商品企画・広報も担当。新卒・中途共にスポーツ業界内企業の外部人事部として活動しながら、体育会系人材の就職支援やアスリートと企業を結ぶセカンドキャリア支援など、スポーツとキャリアをトータルでプロデュースする。