スポーツを成長産業に!求める人材、仕掛け人・当事者として推進していくために…

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講座レポート

  • 対象講座
    スポーツを成長産業に! ‐スポーツビジネスに託す想い‐
  • 日時
    2019年10月11日(金) 18:20~20:30
  • 会場

    【会場】TKP新宿カンファレンスセンター カンファレンスルーム4B

    【住所】東京都新宿区西新宿1-14-11 Daiwa西新宿ビル 4F

  • 講師/ゲスト
    仲島 修平詳細
  • ナビゲーター
    関谷 秀詳細

MARS CAMP19期、第一回目「スポーツを成長産業に!-スポーツビジネスに託す想い-のゲストには、ウィルオブ・スポーツ創業メンバーのスポーツビジネス部 部長 仲島修平が登場!

スポーツ×キャリア(新卒・中途・そのプロセス)をトータルでプロデュース、スポーツ関連企業の外部人事を担い、MARS CAMPの創設者でもあり、2020以降に事業化やプロ化など、今よりも多くのステークホルダーに価値を提供しようと歩みを進める団体のパートナーとして各種プロジェクトを推進している当事者でもある仲島から、人気のあるスポーツ団体だけでなく、スポーツ業界全体の現状と、スポーツの仕事で活躍するためのメッセージをお届け。

 

—自己を知り、無知を認識し、情報・体験を共有できる空間に

普段は外部講師を招いて二時間にわたってお届けする講義が中心となるこの場所ですが、初回はみっちりと「スポーツの仕事で成し遂げたいこと」を個々人が固める空間に。第1部は自分とスポーツとの関わり方から将来的なVISION作成まで…半年間の講義やインターンがより多くの実りとなるよう、切磋琢磨を繰り広げる同期生との情報交換機会も交えて、継続的なエネルギーに変えるための大切な一歩目を事務局と一緒に歩みはじめました。

 

第2部では会社立ち上げから現在に至るまで、選手・チーム・リーグ/協会といったコンテンツホルダーとなるスポーツ団体のマネジメントの仕事やスポーツプロモーション、エージェント、セカンドキャリアなど、仲島自身が手掛けてきた多岐に渡るサービスを紐解き、これからの半年間の中で更に深いところまで掘り下げる「スポーツで社会課題を解決」を五月雨式にご紹介。各サービスの細かな仕掛けや、その時に必要だと仲島自身が痛感したこと…このあたりは当日の参加者の特権とします(笑)

 

—前に進めるべき競技団体の仕掛け

その中でもこれから2020に向けて、そして2020以降に向けての競技団体としての仕掛けを届けるパートでは、これまでのMARS CAMP17・18期で学生ながらにマーケティングメンバーとして仲島と一緒にプロジェクトを推し進めてきた高田・加納君もサプライズ登場。「どのように講義を聴くべきか」を示してもらおうと、仕掛けのリアルについて受講生にとっての学びを深めるためのナビゲーターを務めてもらいました。半年間で錚々たる業界の仕掛け人が横断的に登場するMARS CAMPにおいて、とりわけ多くの登場人物との仕事の流れが見えやすいスポーツ団体の仕掛けにまずはFOCUS。

現在、とてもいい風が吹いているスポーツ業界。中でもプロ化・事業化など形は様々でも、この風を受け止め・前に進めようと多くのスポーツ団体が従来の企業スポーツ型からよりよい形を模索し、動き出しています。

そんな中、メジャーからマイナースポーツまで、幅広くパートナーとして事業展開してきた仲島が、これからより一層注目度が上がるであろうラグビー・ソフトボール・バレー・テニスといった競技での事例を交えて成長産業にするための仕掛けをお披露目しました。

やらなければいけない・やりたいことは沢山あっても、既に準備できることとして今回お届けした内容の一部に共通する展開は、動画コンテンツを活用したオウンドメディア強化とパブリシティ施策。いわゆる“ワンソース・マルチユース”そしてそれを事業活動に紐付けマネタイズする手立てです。

SNSで情報を発信することにより、ファンの方たちが拡散し、競技をあまり知らない人たちにも情報を届けることができる広報にもなる。試合の告知もできてチケットも売れやすくなり、多くの方の目に触れることによりスポンサーロイヤリティの一つにもなる…野球・サッカー・バスケットボールといった、より多くのファン・企業・自治体に有益なサービスを提供していこうというプロスポーツではよく目にする光景でも、「そうでないスタンスの団体ではSNS運用自体が行われていない、運用していても頻度が低いということも多く、PR活動もなくメディアで発信されていなければせっかくの価値あるものが世の中に認知されていないことも多いのが現状」と仲島は話します。

 

—絶対にある、各競技の魅力溢れるシーン。

そういった背景がある中でも、その競技を盛り上げたい!とアスリートからの発信は行われていて、中には競技団体の公式よりもリーチ数が多いアスリートも存在します。

「リーチ数は少ない選手でもエンゲージメントは抜群に高いのがアスリートなので、チームやリーグ・協会・主催社側で掛け算的に総数が高まる座組をつくれるかどうかが肝。その中でただ数字を上げるだけじゃなく、チケットの売り上げやスポンサーロイヤリティに繋がる仕掛けの着地点を設けることが重要で、ここは各団体の今成し遂げたいことや、パートナーやクライアントに約束している事象によってすべきことが変わってくる」とも続けていましたが、各団体での細かな調整とテクニカルな部分…ここも参加者の特権ということで(笑)

とはいえ、「ファンが喜んでくれるものや、そのスポーツの素晴らしさは競技シーン以外でも沢山あって、競技団体の中の人たちにとって当たり前すぎて社会に発信されていないような埋もれた事象や宝が沢山ある」と競技の魅力を届ける段階での環境にも触れていきました。

例えば選手のウォーミングアップの様子はもちろん、バス降り、ファンサービスをしているシーンなどは「ファンサービスが優れている競技として世の中の多くの方に一緒に届けたくなるものになる」といったことからファンの方からの拡散性が高いという事実も。

ただ、「今までにそういった展開をしていない競技団体に関しては、運営のつくり方がそれを前提にしていないことも多く、競技運営に支障を出さない範囲での調整も一つ一つ丁寧に行っていくことが必要で、いかにより多くの人に魅力を伝え、事業全般の押し上げに貢献する流れを根気強くWEBだけじゃなくリアルの場所も踏まえてつくっていけるかが大切」と仲島は語りました。

 

—求める人材、仕掛け人・当事者として推進していくために…

スポーツ業界の仕掛け人の当事者としては社会側を理解し、多くのステークホルダーが登場するスポーツ産業内も理解することの重要性をこの講義で伝えました。

「様々な業態の集合体として分かりやすくスポーツ業界と呼ばれることも多くなったスポーツの仕事は、様々な業界の中で‟スポーツという商材を扱う集合体”であるということを認識し、業界での活躍を見据える人こそ社会全体の理解もしてほしい」と話し、そこで活躍するために、職能経験を高めることの重要性を説き、「運営やマーケティング、動画編集などはもちろんMARS CAMPで経験できるけど、できれば法人営業もしてほしい。法人営業が機会的になかなかないようであれば…まずは人見知りをしないでほしい(笑)」と、新たな人や企業との折衝機会が養う能力の重要性にも触れた。

MARS CAMPの後半部分は毎期毎期、受講生にとっても気になるキャリア論についてのより深堀…ナビゲーターからの3つの質問。

 

1つ目は、スポーツ業界で活躍するために今からのアクションでも間に合うのか?

「全然間に合います。スポーツ業界で活躍となったときに新卒でいく人もいれば中途でいく人もいると思いますが、活躍をするために今ここにきているというのは相当感度が高いと思います。学生であれば、4年生は残り半年。3年生で以下であれば残り1年半以上。もちろんどの業態にいきたいのかによって、新卒向けに世の中に出ている求人の数は異なりますが、余裕で戦闘力は上がると思いますよ」と。

 

2つ目は、スポーツ×人材の仕事を10年やってみて、スポーツ業界に入る人、入らない人両者の違いはなに?

「活躍と入社は別…ということを前提にして、こと<入る/入らない>という違いでいえば、まず1つは意思表示ができる人が圧倒的に入っています。もう1つは意思表示をする場面を作る能力に長けている人で、要は打席に立つ数を増やせる人。

実は知っていることがあるとか、力があっても打席に立たない人や、自分がやりたいことが限定的過ぎて、手段が目的化されすぎて動けない人は肌感覚でもざっくり大体95%くらいいます。残りの5%はアグレッシブに意思表示して動き続けている人。後者のほうがこの業界に入っています。」

 

3つ目は、仲島さんだったらMARS CAMPをどう使う?

「もし僕の学生時代にあったら…今の5倍は活躍していたと思います(笑)」と冗談交じりに切り出したが、学生としてのMARS CAMP活用への本音をぶちまける。

「うちでいうと打席という意味では大きく分けて2つで、インターンの現場と懇親会です。力をつけて、その力を見てもらうこと。講義後の懇親会は絶対100%、いや200%参加。なぜなら学生は講師のことを覚えられるけれど、講師は大人数の学生のことは正直わからないですよね?就職が決まる人はどういう人かというと、リアルやSNSで繋がって、表に出ない情報を定常的にインプットできる環境を自分でつくって、自分のやっていることも見てもらえる。そうするとそこでやっている事が見える化される…これで就職決まりますよ(笑)ここの嗅覚は正直に伝えると学生は低い。なので、1番は打席に立つという重要性を理解し、自分がやりたいことだけじゃなく、すべきことを理解し、すぐにやること。すべきことを理解する前なら、まずやってみること。そして、一人では気づけないことも多いので輪の中に入ることが大事だと思います」

そして、GUESTが大事にしている仕事のスタンスを聞く「仕事の流儀」として仲島が発したのは…

 

『課題顕在化・解決』と『ワクワク感』

 

その言葉の背景として「仕事の基本は課題解決ですよね。法人・個人問わず、向かい合ったお客様が課題を課題として認識している時はさほど問題ではないです。なぜならその課題を解決するために自分で動いていることが多いから。でも今向き合っているスポーツという産業や、スポーツを利用する社会側は課題を認識していないことが多い。パートナーとしては中の方々よりも考えるし、どうやったら形にできるのかという答えを持ち、推進していくことだけひたすら考えている。」と課題顕在化とその解決を自身の大切にしている部分と伝えました。

一方で、若干矛盾するものの、スポーツだからよりできることとしてワクワク感を抱かせることとも話す。「スポーツ界としてまだまだやったことがないことは多くて、やったらどうなるかなんて想像つかないこともある。でも、世の中ワクワクさせることができません?今より前に進むことはリスクマネジメントをしながら、前に転ぶ。『いいね!やろう、面白そうだし、確実に〇〇の役には立つからそれやろう!』と言ってもらえるような仕掛けを施すこと。」と、スポーツ特有の保有物に甘えることなく、可能性を最大限に高めるための考え方を説く事に。

その過程で自身のアウトプットを洗練させるためにやっていることとして『アソビニマナベ、マナビニアソベ。』とも。みんなが休んでいるときに仕事をして、生活を彩るのもスポーツ業界、「普段からインプットのスイッチは切らずに、アウトプットには悲壮感がでないよう、アソビゴコロを持ってワクワクさせることができれば自分は苦しまないし、多くの人を巻き込むことができるはず」と、企業の人事コンサルティングの経験を経て、ゼロからスポーツ事業をつくりあげてきた創業メンバーの仲島ならではの言葉で語った。

 

受講生からは…

◎スポーツ業界で活躍するために必要なことを知れたのと、そのためにやらなければいけないことの大変もすごく感じた。
◎MARSCAMPでしか知ることができないものを、自分のものにしたいと思った。
◎スポーツ産業と社会の両方を理解することが重要だという理由が明確になった。
◎自分が考える就活や、これからやるべきことが全くずれたことだったので、ここにいて本当に良かった。
◎仕事のリアル…というように学校の授業とは比にならない、ここでしか聞けない情報で、今この情報に触れたことに危機感を持ったが、半年間でできることが圧倒的に増えると確信した。
◎未知の情報に触れることばかりでワクワクがとまりません。

と、情報量の多さに戸惑いを見せたものの、活躍するためにすべきことをまさに身をもって体感した様子。

 

—半年間一緒に過ごしていく19期生の仲間に向けてラストメッセージ

「2020を前にしてスタートする19期学生クラスは120名を超える仲間とやることになりました。MARS CAMP生のような本気のメンバーと一緒にやっていきたいというスポーツ団体をはじめとした企業も多く、かなり本気でやっていきます。なので溢れる情報、溢れる機会…これを自分一人で処理するのは結構難しい。その難しさを自分だけで抱え込むと、どうしたらいいか身動きがとれなくなる。それを補完しあえるのが同じ志をもっている同期、卒業生や講師陣、そして各スポーツ団体の方々ともつくってほしいし、何せ僕らは皆さんのすぐ近くにいるので最大限に活用してください。静かにしていたらもったいない。使い倒すかどうかは自分次第なので、何かあったらとことん言ってきてください!」

スポーツの仕事で活躍する人材を輩出し続けるためのMARS CAMP。

スポーツを成長産業に—その当事者として、何が必要なのか?これから何をすべきなのか。初回講義としての難しさは当然あったはずで、すべての内容は理解できずとも、すべきことを認識し、これからの具体的なアクションが変わることになったはずです。

 

 


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講師/ゲスト

株式会社ウィルオブ・スポーツ
スポーツビジネス部 部長

仲島 修平

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりマーススポーツエージェント(現:ウィルオブ・スポーツ)立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなどを経験し、2010年「MARS CAMP」創設。現在は社内事業統括、新規事業立案・推進を担う。スポーツ関連企業の外部人事部としてスポーツ×キャリアをトータルでプロデュースしながら、2020以降に事業化・プロ化を視野に入れる各種スポーツ中央団体の事業パートナーとして各種プロジェクトを推進中。

13年新卒入社 (新卒1期生)。元々はマスコミ業界を志望し、学生時代には学生スポーツ新聞にて活動。並行しMARS CAMP2-5期生として、チームスポンサー営業・イベント運営・リーグ広報・ロンドン五輪Webサービスのインターンに参加。
入社後はスタジアムフード事業、チーム興行支援、チケットセールスを担当し、現在はスポーツの仕事に興味・関心がある学生/社会人、累計1万人以上の方々向けにスポーツ×キャリア支援のコーディネーターとしての業務に従事。並行して「MARS CAMP」コンテンツ企画/広報/マーケティング業務も担当。