「人が育ち、クラブが育ち、街が育つ」水戸ホーリーホックの事業戦略

講座レポート

  • 対象講座
    進化を遂げるスポーツチームビジネス(1)
  • 日時
    2019年11月7日(木) 18:30~20:30
  • 会場

    【会場】TKP新宿カンファレンスセンター カンファレンスルーム4B

    【住所】東京都新宿区西新宿1-14-11 Daiwa西新宿ビル 4F

  • 講師/ゲスト
    市原 侑祐詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細
  • ナビゲーター
    関谷 秀詳細

MARS CAMP 第19期、学生講座第3回のゲストには、水戸ホーリーホック から経営企画室の市原 侑祐氏が登場!

今回の講座タイトル通り、これまでと一線を画すクラブの事業展開を推進し、今まさに進化を遂げている水戸ホーリーホック。

市原氏から「立地条件」や県内の「競合他社(チーム)」との関係を踏まえ、水戸ホーリーホックを取り巻く事業環境を整理して頂き、いかにクラブとして差別化を図るのか?についても伺いました。

差別化という観点で見たときにクラブの特徴的の1つとして挙げられるのが、2019年5月に発表されたアトラエ 社との資本業務提携による「組織を可視化して強くする」展開。

市原氏の『あらゆるステークホルダーが“水戸ホーリーホックがあってよかった”と思って貰いたい。』という想いを実現する1歩として、クラブでは「働きがいのある会社 日本No.1企業」に輝いたアトラエ社のサービス「wevox」を導入し「エンゲージメント」をいかにして高めていくか?に注力しています。

「エンゲージメント」を高めるためにも、まずはサービスを提供する側であるクラブの組織状態を、職務へのやりがいや労働環境を含めて可視化し定量化。そのスコアデータを元に組織変革を慣行すると、導入後1か月でほとんどのスコアが改善され、企業組織として成長を果たしています。

また、『投資対効果での営業活動はしていない』という言葉通り、パートナー企業側のニーズや課題をヒヤリングした上で、その課題解決を行う戦略的なスポンサーシップ のカタチを増やしており、クラブをハブにした課題解決の側面から県内の企業にも再アプローチを進めました。

ここで重要になってくるのが“ストーリー作り”。当日はその極意についてもお話し頂きましたが(ここでは非公開)、結果的に「niko and…」などのブランドを手掛ける(株)アダストリア や、納豆全国シェアNo1企業である(株)タカノフーズ といった企業とのコラボレーションに繋がっています。

 

また、2018年には廃校を利活用したクラブハウス 兼 地域の交流施設となる「アツマーレ」がOPENしており、それまで河川敷で練習していた環境が一変しています。

現在では茨城県 × 城里町 × 民間企業との官民連携施策「if design project」が発足。3か月に渡るプロジェクトを通じて最終的には茨城県知事にプレゼンを行い、地域課題解決を図る助成金対象事業を創出する仕組みへと深化。

今後のリアルのパートでお話し頂いた「人が育ち、クラブが育ち、街が育つ」という理念をまさにカタチにしていく仕事のリアルから、受講生にとっては従来のスポーツチーム ビジネスの概念が覆る時間となったことでしょう。

◎何度かクラブで働く方のお話を聞いたことがありますが、アトラエさんとの展開をはじめ、これまでの概念とはまた違った取り組みの数々に目からウロコ!
◎茨城県にあるクラブならではの地域密着の展開や、スポンサー企業の巻き込み方は、これからのクラブスタッフに必ず求められる視点だと実感しました!
◎アツマーレを基点とした社会課題解決のプロジェクトは、スポーツチームが地域貢献することの意義そのもの!
◎人が育ち、クラブが育ち、街が育つという3つのポイントに沿って事業が展開されており、クラブの存在意義やVISIONをより一層考える機会となりました!

上記のような受講生からの感想にも、クラブの仕事の新たな魅力発見と学びが多かった様子が伺えます。

 

 

ちなみに…

『おそらく他ではあまり無いことですが、弊社のほとんどのクラブスタッフがTwitterを通じて日々の取り組みや想いを発信しながら、ファンの声を聞けるようにしています。もっとファンとクラブとの距離も縮めていきたい』と市原氏がおっしゃっていましたが、その言葉に呼応するかの如く、この日の講座終了後には MARS CAMP 生のTwitterタイムラインが、講座の感想で埋め尽くされるほど活発化!(笑)

今後の受講生の活躍にもご注目ください♪

 


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講師/ゲスト

株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック
経営企画室

市原 侑祐

1987年 千葉県千葉市生まれ31歳。

学生時代はサッカーに打ち込み小・中・高・社会人チームと全てキャプテン。学業においては建築学部でデザインやプロダクトづくりに励み、学内最優秀作品賞/主席で卒業。

2009年に大手建設会社へ入社。商業施設を中心とした数多くのプロジェクトマネジメントを担当。多くのステークホルダーを取りまとめ、ハードな業務なお陰でストイックさと忍耐力を会得。

2015年 前職での経験をスポーツに還元すべく、Footbank株式会社の取締役に就任(現職)

「サッカーを通じて人々を豊かに」の理念のもと、ITのチカラを活用したサッカー界の価値を高める為のサービスづくりに励む。元・ブラジル代表サッカー選手フランサ氏も同社社員。

同年、Jリーグ・立命館大学「JHC教育・研修コース」(現・SHC)を1期生として、プロスポーツクラブの経営課題やスポーツビジネスについて体系的に学ぶ。

2018年1月より、株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホックから業務委託を受ける形で参画。

現在は経営企画室にて、ITシステム・サービスを活用したモデル作りや、地域と連携した社会課題解決事業など経営規模を拡大する施策を手掛けている。

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりマーススポーツエージェント(現:ウィルオブ・スポーツ)立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなどを経験し、2010年「MARS CAMP」創設。現在は社内事業統括、新規事業立案・推進を担う。スポーツ関連企業の外部人事部としてスポーツ×キャリアをトータルでプロデュースしながら、2020以降に事業化・プロ化を視野に入れる各種スポーツ中央団体の事業パートナーとして各種プロジェクトを推進中。

13年新卒入社 (新卒1期生)。元々はマスコミ業界を志望し、学生時代には学生スポーツ新聞にて活動。並行しMARS CAMP2-5期生として、チームスポンサー営業・イベント運営・リーグ広報・ロンドン五輪Webサービスのインターンに参加。
入社後はスタジアムフード事業、チーム興行支援、チケットセールスを担当し、現在はスポーツの仕事に興味・関心がある学生/社会人、累計1万人以上の方々向けにスポーツ×キャリア支援のコーディネーターとしての業務に従事。並行して「MARS CAMP」コンテンツ企画/広報/マーケティング業務も担当。