J2栃木SCだからこそ出来るんです。地域特性に沿ったクラブ経営

講座レポート

  • 対象講座
    サッカーで飯を食う
  • 日時
    2012年3月2日(金) 19:30〜21:30
  • 会場

  • 講師/ゲスト
    芹田 健志詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細

サッカーが好き、サッカー関係の仕事に就きたい、サッカーチームで働きたい、etc.
日本代表を始めとして、なでしこジャパン、オリンピック代表、海外リーグ、そしてJリーグと、その地位を確立しているサッカーですが、選手が活躍する華やかなトップの世界の裏で、一方ではその華やかな舞台を目指し、J2やJFL、地域リーグで奮闘する選手・チーム。
そしてそこに関わって仕事をしている人はどんな事をしているのでしょうか。
今回は、J2栃木SCにて地域活性化推進部にてホームタウン活動やファンディベロップメントを担当されていた、芹田健志氏にお越しいただき、クラブスタッフのリアルをご紹介いただきました。

サッカーで飯を食う 

「栃木県民って、その県民性(?)からか控えめな人が多いんですよ」と笑う芹田氏。
サッカーのサポーターと言えばゴール裏での熱狂的な応援がイメージされますが、栃木SCの場合はゴール裏よりもメインスタンドやバックスタンドで観戦するサポーターが多いそうです。
そんなこぼれ話からスタートした今回の講義でしたが、そのチーム組織やビジネスに話が及ぶと一転、知られていないリアルな部分が満載。
華やかな舞台でありながら、J1・J2共にそのクラブの営業利益は平均でマイナスとなる中、栃木SCは黒字展開。
スポーツチームの収益構造として、チケット・広告・物販・放映権・分配金などが挙げられますが、栃木SCとしては広告料やチケット・入場料以外での収入もカギ。
その特色として、ローカル放送の回数がJ1・J2通じてトップクラスであることが挙げられましたが、サッカーが好きな方でもご存知ないことかもしれませんね。

栃木県は「足尾銅山鉱毒事件」が起きた場所としても有名であり、Jリーグが地域密着展開を掲げる以上、地場での社会問題を解決する術としての「栃木SCができること」をとことんお話いただきました。

間もなく1年になろうとしている震災にて、原発の危険性がとり立たされましたが、その報道が拡張され農産物などの風評被害にあった栃木県。
それを払拭するべく、栃木SCの選手スタッフが農産物をレポートして、その安全性をアピール。
また、ホームタウンの宇都宮を中心に、栃木県内のエリア別に活動を展開。
学校の社会の授業で習ったはずの、足尾銅山鉱毒事件のあった日光では、チームのジュニア・ジュニアユースの選手たちも参加して、植樹活動も。
同じ県内でも地域が変わればチームの介在価値も異なり、各々にカスタマイズしていくことの重要性が感じられました。

サッカーで飯を食う

受講生からは、

●クラブの情報・現状・課題が知れて良かったです。
●ビッグクラブ・大都市クラブよりも、小さいクラブで働くことに魅力を感じました。
●サッカーチームで働く中での地域に貢献していく活動を色々お聞き出来て良かったです。
●栃木SCがなぜ黒字だったのかよくわかった。
●チームで積極的に地域貢献活動を行っているという事で、地域密着型という事が具体的に理解する事が出来ました。
●栃木のプロスポーツで、栃木SCの人気が上がっていると耳にしたことがあったので、実際に地域に対する取り組み方を聞くことが出来て良かったです。
●その地域の特性によって営業の仕方も変わってくる事が理解できました。
●地域特性に沿ったクラブ経営の中身を深く知れました。
●実際の求人や給料の内容まで教えていただけて、チームスタッフの方の生活のリアルが分かった。
●サッカークラブがどういう人材を求めていくか知ることが出来て良かった。
●サッカーチームに入ることでの、できる事、出来ない事、どんな事をしたいのか、を考えさせられる機会だった。

と、サッカーチームがその地域で活動する意義を垣間見れたようでした。

そんな中、芹田氏が度々声を強くしていた事が「あきらめない事」
専門学校で働いていた時からサッカーチームで仕事がしたいと諦めずに行動を起こし、その機会を掴んで岐阜、そして栃木へと進まれたご自身の経緯を引き合いに、「制度も給与も整っている業界ではないが、自分が胸を張れる仕事として、諦めない姿勢を見せて、小さな機会を掴んでください」
と、受講生へ向けたメッセージを送ってくれました。

受講生も、

「ブレずに進んでいく姿勢や考えは大事だと改めて感じる事が出来ました。」
「諦めない気持ちを持つことが大事というのを頭に入れてやっていこうと思いました。」
「どんな小さな所からでも、仕事の人脈へと繋がるという事が分かって良かったです。」
と、スポーツ業界で仕事をしたいとの考えを諦めない気持ちがヒシヒシと伝わってきました。

サッカーで飯を食う

 


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講師/ゲスト

ゼビオ株式会社(元栃木SC)

芹田 健志

1983年生まれ 東京都出身。神奈川大学を卒業後、
学校法人三幸学園のリゾートアンドスポーツ専門学校
勤務。その後JリーグのFC岐阜を経て、
栃木SCの地域活性化推進部にてホームタウン活動や
ファンディベロップメントを担当。
ー現在はゼビオ株式会社に在籍(3月1日より…)

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりマーススポーツエージェント(現:ウィルオブ・スポーツ)立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなどを経験し、2010年「MARS CAMP」創設。現在は社内事業統括、新規事業立案・推進を担う。スポーツ関連企業の外部人事部としてスポーツ×キャリアをトータルでプロデュースしながら、2020以降に事業化・プロ化を視野に入れる各種スポーツ中央団体の事業パートナーとして各種プロジェクトを推進中。