なでしこジャパンジャーナリストによる『届けます。感動を』

講座レポート

  • 対象講座
    届け感動!スポーツ報道の現場より
  • 日時
    2011年11月21日(月) 19:30〜21:30
  • 会場

  • 講師/ゲスト
    江橋よしのり詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細

女子W杯優勝で一躍時の人となった「なでしこジャパン」の選手たち、しかしそれまでにはW杯グループリーグ敗退や、オリンピックでメダル届かず、なでしこリーグの人気低迷など、 紆余曲折を繰り返してきました。

そんななでしこたちを8年もの長い間追いかけ、今や女子サッカージャーナリストの第一人者、数々のなでしこ関連の雑誌や書籍の企画・編集に携わる、江橋よしのり氏に特別講師としてお越しいただき、なでしこジャパンにまつわる話はもちろん、ライターとしての活動や編集など、メディアとしてのリアルをお話いただきました。

時折ジョークを交えながら、笑いの起こる和やかな雰囲気での講座の中、学生時代はアナウンス研究会に所属し、「ライターではなくアナウンサーになりたかった」と江橋氏。
しかしながら、今ではライター・編集者としてなでしこ関連の雑誌・書籍を手掛け、今回の女子W杯終了後には、帰国直後に出版社へ直行して打ち合わせ、1日原稿用紙25枚分、2週間で書き上げなければいけないなど、W杯後は自分の時間が無くなるほど忙しいエピソードも。

「女子サッカーを追っているライターだと世間に広めたい」と話す江橋氏ですが、ライターとしての収入源である執筆料・原稿料は高くなく、取材は実費、女子サッカーだけで成り立っているライターは居ないと、現実の厳しさも。

ノンフィクションライターとして、伝えたいこと・伝えるべきではないこと、「その目的が何か」が大事であると同時に、その価値向上に力添えしたいと語る江橋氏。
独特な言い回しでそのライターのシビアな点も話していただけました。

今後は、なでしこをキーワードにした社会事業として、女性・スポーツ・社会、の関係性を確立させたいと語る中、今のなでしこブームを継続的に盛り上げるには?との質問には、目的意識が大事、広い意味で様々な部分を考えられるかどうかがポイントとも。

届け感動!スポーツ報道の現場より 届け感動!スポーツ報道の現場より

受講生からは、

●ライターという職種について、知らない事だらけでしたが、現場での大変さなどを色々知ることが出来ました。
●金銭面などの話が非常に具体的で、現状が分かって良かった。フリーライターの難しさ、厳しさ、そして楽しさを教えていただきました。
●相手から聞いたことを分かりやすい言葉に、第三者の目から見て伝わりやすい言葉にするということ、「言葉をメイクする」このお話が自分にとって今後役立つキーワードに感じられました。
●「書くだけでなく、価値をつけるのもライターの仕事」と言う言葉は特に印象的だった。
●ライター≠ファン、気持ちを素直に伝えるだけではダメ。
●リアルとリアリティの違いはとても参考になりました。
●仕事をする際に、取材対象に同化しない、ファンと同化しない、と言う点。主観を大切にしつつも客観性を磨くということは、どんな仕事をする上でも必要なことだと思いました。
●自分もライターになりたいと思っていますが、見立ての力や書く目的など、不安に思っていたことをお話いただいたので、希望になりました。
●普段は受け手としての視点しか持って居なかったので、伝える側の現実を知ることができてとても良かったです。

と、ライターの仕事のリアルを実感した声が届きました。

届け感動!スポーツ報道の現場より 届け感動!スポーツ報道の現場より

また、女子サッカーと江橋氏との関係性から、

●なでしこのリアルが分かりました。
●ライターという視点だけでなく、クラブ運営など様々な視点から女子サッカーを捉えることが出来て面白かった。
●女性、スポーツ、社会のトライアングルは、スポーツの価値を伝えることを考えるときにとても重要なツールになると思いました。
●「遠回りしてもいい」というのは、自分にとって凄く励みになりました。
●昔からの積み重ねと情熱があってこその今がある方なんだなと思った。
●どんな時でも、その環境を楽しむ事の大切さ、夢を持ち続ける事の大切さ、をお聞きできて良かったです。

と、ライターとしてだけでなく、人間としての江橋氏の魅力を堪能したようです。
「なかなかチャンスは巡ってこないけど、そのチャンスが来た時に逃さない!その為の準備が出来る人に!」

低迷期から長年なでしこを追い続け、W杯優勝という大きなチャンスを逃さずにモノにした江橋氏、それだけに受講生には説得力のある言葉になりました。

 


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講師/ゲスト

執筆家

江橋よしのり

執筆家。茨城県出身。スポーツノンフィクション、伝記、児童文学などを執筆。2003年以降、世界の女子サッカーを幅広く取材。主な著作に『世界一のあきらめない心』(小学館)、『新なでしこゴール!!』(講談社)など。『がけっぷちからオリンピック』は横浜市立中学校の道徳教材に。その他、書籍の構成者として『エネル言』(松岡修造著/小学館)、なでしこジャパン佐々木則夫監督の著書『なでしこ力』『なでしこ力 次へ』(講談社)や、澤穂希選手の著書『夢をかなえる。』(徳間書店)、安藤梢選手の著書『KOZUEメソッド』(講談社)の構成を担当。執筆以外には講演活動、女子サッカー「なでしこリーグ」の解説を行い、FIFA(国際サッカー連盟)の年間最優秀女子選手投票メンバーも務める。

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりMARS立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなど、社内事業を横断的に従事し、10年より立ち上げた、「MARS CAMP」商品企画・広報も担当。新卒・中途共にスポーツ業界内企業の外部人事部として活動しながら、体育会系人材の就職支援やアスリートと企業を結ぶセカンドキャリア支援など、スポーツとキャリアをトータルでプロデュースする。