新規参入!新しい風を吹かせる横浜ベイスターズの挑戦とは

講座レポート

  • 対象講座
    新規参入!横浜DeNAベイスターズの挑戦
  • 日時
    2012年7月19日(木)
  • 会場

  • 講師/ゲスト
    葦原 一正詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細

「絶好調ー!」このフレーズを聞いて監督を思い出す人は、オールドファンかもしれませんね。

今シーズンからオーナーが代わり、横浜ベイスターズから横浜DeNAベイスターズと生まれ変わった新生ベイスターズ。元巨人で活躍した中畑清氏を新監督に迎え、東北楽天ゴールデンイーグルス以来、7年ぶりの新規参入として話題を振りまいています。

そんな横浜DeNAベイスターズより、事業本部事業企画部部長の葦原氏にお越しいただき、新規参入チームとしての改革とファンサービスについてお話いただきました。

新規参入!横浜DeNAベイスターズの挑戦 新規参入!横浜DeNAベイスターズの挑戦

今年の横浜DeNAベイスターズの球団テーマは「継承と革新」7年ぶりの新規参入での新たな革新部分と、今までのファンの想いを受け止め継承していく部分、この二つの融合をもってシーズンに臨んでいます。

球団運営の方針として、地域貢献・ファンサービス・スポンサーサービスを軸とし、様々な動員施策で入場者数増につなげる事により、『感動』『興奮』『上質なエンターテインメント』の提供を目指し、展開。集客に関しては地元神奈川県からのファン来場が全体の約7割と、社長室直下に地域貢献室を設置するあたり、地域に根差した展開を物語っています。

シーズンでの新施策として、チケット・イベント・グッズ・モバイルなどについて様々な仕掛けを提供するベイスターズ、何と言っても大きな話題となった「全額返金!?アツいぜ!チケット」ゴールデンウィークを満員にしようプロジェクトの一環として実施されたこの施策では、ニュースで大きく取り扱われるなど注目を集めました。「Yahoo!ニュースに載るような話題施策を実施していきたい」と語る葦原氏でしたが、この全額返金!?アツいぜ!チケットでは「現場が大慌てするほど凄い状況だった…」と、裏話を聞かせていただきました。

ファンサービスとなるイベントの施策では、難易度が非常に高いとされる駅ナカでの展開として、JR・京急・相鉄を巻き込んで「熱いぜキヨシ人形」を改札口に設置。また、本拠地である横浜スタジアム周辺などを走るランナーに向け行われた「ランナーズ広告」では、一般ランナーが広告塔になるという球界史上初の試みとして、熱いぜキヨシ人形と共に絶大な反響があったとの事でした。

更に、新規サービスの一環として、昨今のスマートフォンをいかに活用させるかを念頭に、公式スマートフォンサイトの立ち上げや、オンラインショップの充実、オフィシャルグッズショップのリニューアルなど、親会社となるDeNAと連動させた野球観戦を更に楽しんでもらうための施策も。これだけ様々な施策を実施するベイスターズ、他の球団の施策について意見を伺うと、「他球団と同じ事をやってもダメ。常に新しいファンサービスを展開していきたい。」と語る葦原氏。

そんな葦原氏に仕事の流儀をお聞きすると、近鉄・オリックスで活躍された仰木彬監督の言葉を引用され、

「選手には『自由』を与え、結果のみ求める。但し、勝敗の『責任』は全て負う。そして、何があっても決っして『ぶれない』」

また、球団スタッフとして求められる人材については、

「ゼネラリストであり、且つ何か一つ誰にも負けない武器がある事。いろいろな機能を連動・連携して出来る事が重要」若いうちは旅行やバイト、インターンなど、多様な価値観を享受できる環境を積むといいと、アドバイスいただきました。

新規参入!横浜DeNAベイスターズの挑戦 新規参入!横浜DeNAベイスターズの挑戦

受講生からは、

●新規参入ならではの話が聞けて良かった。
●4月にお越し頂いたベガルタ仙台の組織・施策などと比較しながら学習する事が出来た。
●球団の内側だったり、企画の裏側を話してくれたので、とても良かった。
●話題の「全額返金キャンペーン」に対する見解が伺えて良かったです。
●コアなファンの獲得とライト層の獲得のバランスを取らないとスポーツとしての親しみやすさが崩壊してしまうという所。
●他球団との違いや、球団ビジネスの特徴、球界の現状が聞けて良かったです。
●サッカーと似ている部分と異なる部分があることを知れた。
●自分がスポーツ業界に入ると考えたときに、どのような視点をもって動いていけばいいのか、おぼろげながら分かったような感じだった。
●横浜スタジアムに実態を観に行こうと思います!
●即戦力が求められることは理解していたが、若さも強い武器になることが分かった。

と、以前マースキャンプでご登場いただいたJリーグクラブのスタッフの方の話との比較や、他球団との比較など、なかなか聞けないプロ野球球団、更には新規参入の今だからこそのリアルに、満足度の高い感想がありました。プロスポーツチームの実態に関しては運営・営業まで踏み込み、自分の手で触れることも多いのがマースキャンプ生でもあるので、より具体的に聞きたいことが多かった回だったのかもしれませんね。

最後にラストメッセージとして、

「90年代からJリーグが始まり、ここ10年で更にスポーツビジネスが変わってきました。でも自分としてはまだまだ3流。ここから10年で3流から2流、そして1流へと変わっていきたいと思っています。ただ、結局仕事は人。ここにいる皆さんのように、同じ志を持った人がいっぱいいます。大変なスポーツ業界ですが、真っ暗ではありません。これからどんどん変えていきたいと思いますので、一緒に頑張りましょう!」
と受講生へエールをいただきました。

親会社がDeNAになり1番変わったこととして、「若い!意思決定が早い!」とのこと。まだまだ形にしていかなければいけないことが多いのがこの業界の特徴、裏を返せば変えていくことができるのもこの業界「ならでは」の楽しみ。若さ故の推進力もこの業界においては大事な要素になります。新規参入となった横浜DeNAベイスターズの今シーズン、野球の成績のみならず、ファンサービスの施策にも要注目ですね!

 


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講師/ゲスト

株式会社DeNAベイスターズ 
事業本部 事業企画部 部長

葦原 一正

1977年生まれ。早稲田大学院理工学研究科卒業。
卒業後、外資系戦略コンサルティング会社であるアーサー・D・リトル(ジャパン)株式会社入社。主に大手製造業会社の事業戦略立案、R&D戦略立案などを担当。
2007年オリックス・バファローズ(正式名称:オリックス野球クラブ株式会社)に入社。
主に、事業戦略立案、予算策定、動員イベント立案などを担当。2012年、株式会社横浜DeNAベイスターズ入社。主に、動員イベント立案、プロモーション関連などを担当。

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりMARS立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなど、社内事業を横断的に従事し、10年より立ち上げた、「MARS CAMP」商品企画・広報も担当。新卒・中途共にスポーツ業界内企業の外部人事部として活動しながら、体育会系人材の就職支援やアスリートと企業を結ぶセカンドキャリア支援など、スポーツとキャリアをトータルでプロデュースする。