今後のスポーツビジネスにおける必須項目!『スポーツ×データ』

講座レポート

  • 対象講座
    挑戦者たち【後編】~スポーツ×ビジネスの新たなカタチ~
  • 日時
    2012年9月1日(土)
  • 会場

  • 講師/ゲスト
    檜山 竜太郎詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細

今やスポーツチームにおいて、勝利の為に欠かせないデータ。野球ではピッチャーの配球や対戦成績、サッカーにおいても1試合における走行距離やシュート決定率など、ふと見てみると数字に関わるものがいくつか考えられます。

チームの戦略を作り上げるためのデータを日々追いかけているのが、今回登場のデータスタジアム社。
今回は、データスタジアム株式会社フットボール事業部より、檜山竜太郎氏にお越しいただき、「スポーツ×データ」という、スポーツにおける新たなビジネスの領域についてお話いただきました。

挑戦者たち~スポーツ×ビジネスの新たなカタチ~ 挑戦者たち~スポーツ×ビジネスの新たなカタチ~

スポーツとデータと言って思い出すのは、ヤクルトスワローズ時代に一躍有名になった野村監督のID野球でしょうか。

1996年ヤクルトvs.オリックスの日本シリーズで、当時オリックスのイチローを封じ、見事ヤクルトが優勝日本一に輝きましたが、その際あらゆるデータを用いたことにより、ID野球・データ野球が取り上げられました。そんなチームの強化面で欠かせないデータ、現在データスタジアム社では、その事業の50%以上がリーグやチームへのデータ提供となっています。

リーグやチームの他にも、テレビ局や新聞社などのメディアを始めとし、代理店やエージェント、またゲームに使われるようなゲームメーカーとも関わりがあり、スポーツに対して様々な関わり方をしている業種が仕事のパートナー。

チームとの仕事のリアルというところでは、Jクラブ18チームとのお話。

仕事相手はスポーツチームにおけるビジネスオペレーションサイドではなく、試合のゲームの戦略を練る「強化部」がパートナー。選手の試合中の走行距離はもちろん、その選手間の距離であったり、走行距離の中でもスプリント時のスピードもチェックすることができ、今となってはこのデータなしでは戦えないチームも多いようです。

また、メディアとの関わりでは、野球好きにはご存じの「Yahoo!一球速報」でデータスタジアム社のデータが使用されたり、データを用いる事でその信憑性が高まる点から、各種スポーツ報道にも用いられたりもしています。

更には、動画データサービスとして、サッカーやフィギュアスケート、世界陸上やゴルフなど、様々なジャンルでそのデータを活用しています。今後はフットボール事業部として、アジアへの進出も視野に、タイリーグやベトナムリーグなどとの関わりや、モバイルとの適応、「データを取り入れることで、サッカーはもっと輝くものに」と意気込みを見せていただきました。

スポーツ業界におけるデータスタジアム社の位置付けについては、「他には無い存在」であると自信を見せてくれた檜山氏。

そんな檜山氏の仕事の流儀を問うと、

「Why?から考える」

というお答え。何でそれをやるのか、中心にあるコアが何なのかを意識することが大事であると紹介していただきました。

求める人材や必要な素養については、

「ITに関する知識、競技理解が高い、メディアに対する知識、語学力」
の4点を挙げていただきましたが、それ踏まえた上で、

「データやシステムは何もしなければ何の価値も生み出せないので、どのようにお客さんに貢献できるのかを考え抜く姿勢が一番重要ではないかと思います。」

と、ビジネスとしての重要さを感じさせてくれました。

挑戦者たち~スポーツ×ビジネスの新たなカタチ~ 挑戦者たち~スポーツ×ビジネスの新たなカタチ~

受講生からは、

●スポーツとデータの関わりは、思った以上にいろんなところに広がっていることが分かって、とても面白かったです。
●データという一つのものを、お客様のニーズなどをしっかり考えながら提供していく点。
●データを使うことでリアルのスポーツ観戦をもっと面白くできるし、そこに繋がれば大きくスポーツ発展への力にもなれると感じました。
●スポーツをただ見るだけじゃなく、データを使って新しい見方を使って活躍できるのではないかと感じました。
●データが、今後強化の部分だけじゃなく、観戦者に対しても有効なサービスになるというところを知れた。
●データを交えることにより、ファンとしてスポーツを見ているだけでは分からないようなお話を多く聞けて良かったです。
●スポーツ×ITのビジネスとして、新たな視点からスポーツ業界を見ることができました。
●どのスポーツ業界で働くとしても、デースタさんを活用することがあると思うので、具体的に一緒にお仕事をしていくイメージが湧きました。

と、新たな切り口でのスポーツ×ビジネスを感じ、

「チームに入らなくても、こういった形でチームと関われるのは面白そうだと思いました。」と、周りを取り巻く環境からのアプローチについても考えを広げていたようです。

檜山氏からのラストメッセージとして、

「始めはIT関連の仕事をしていました。実は当時の僕はスポーツチームのビジネスとWEBサービスって同じだと考えていたからです。人が集まって、収益が成り立ち、ファンが増えれば広告モデルが成り立つ…という(笑)ここに居る皆さんと同じようにスポーツ業界に行きたいと思い、現在に辿り着きました。どこでどうやって繋がるかは分からない事もありますし、こういった場所での出会いもその一つです。全然スポーツとは違う角度から狙っていくのも面白いと思います。そのうえで、誰にどってどう役立っているのか分からないとダメだと思います。しっかりと考えて取り組んでもらいたいですね。」

加えて、

「スポーツ業界に入る事がゴールではないと思います。それをスタートとして業界を盛り上げるように頑張っていきましょう。」

とエールもいただきました。

スポーツ業界に入る事が目的ではなく、スポーツ業界で活躍することを目指し集うマースキャンプ、受講生たちにはその意味がヒシヒシと伝わっていることと思います。

基本的にはスポーツ業界で現在ご活躍中の方が毎回ゲストのコミュニティ、ここでしか会えない人から、ここでしか聞けない情報を最大限に活用して頂ければ幸いです。

 


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講師/ゲスト

PERFORM MEDIA JAPAN Co.,Ltd.
コンテンツ セールス マネジャー

檜山 竜太郎

1976年8月3日 東京都三鷹市生まれ。
2000年に新卒でUSENに入社し、有線放送や法人向けのインターネット回線の営業からキャリアスタート。
2003年にネットマイルに転職しポイントを活用したCRMやモバイルサイトの立ち上げに参画。
2005年ネットマイルでの縁がきっかけで某Jクラブの面接まで進むが採用には至らず。
2007年面接まで行ったJクラブの縁がきっかけでデータスタジアムに入社。
Jリーグのデータコンテンツの営業としてメディアやクラブ強化向けの担当を7年間経験。
2014年に世界最大のデジタルスポーツメディアグループPERFORMのコンテンツセールスとして入社。

 現在はGoal.comなどのサイト運営や海外での動画やOptaデータの活用事例などを参考に、日本におけるデジタル時代のスポーツの楽しみ方をスポーツ団体やメディアに提案している。

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりMARS立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなど、社内事業を横断的に従事し、10年より立ち上げた、「MARS CAMP」商品企画・広報も担当。新卒・中途共にスポーツ業界内企業の外部人事部として活動しながら、体育会系人材の就職支援やアスリートと企業を結ぶセカンドキャリア支援など、スポーツとキャリアをトータルでプロデュースする。