広告業界におけるスポーツの位置づけとは。ネーミングライツの話題も盛りだくさん!

講座レポート

  • 対象講座
    スポーツ広告投資とクライアント事情
  • 日時
    2013年1月19日(土) 15:00~17:00
  • 会場

    TKP新宿ビジネスセンター 11Fスカイ会議室

    東京都新宿区西新宿2-3-1 モノリスビル11F

  • 講師/ゲスト
    川端 淳一詳細

冒頭で事務局からマースキャンプ受講生に対するインターン案内をしていたところ、ゲストである川端氏から「是非、こういったインターンはやってください!」といきなり喝が入りスタートした講義となりました。おそらく、このレポートを読み上げて頂いた後には、この背景を汲み取って頂けるのではないかと思います。

大きなイベントの裏には、広告会社・代理店の存在が大きく関わっています。それはスポーツの現場でも同じ。では、一体どのように広告とスポーツが関わっているのか?

今回は、株式会社電通スポーツパートナーズからプロデューサーの川端淳一氏にお越しいただき、広告会社とスポーツの関わり方、またクライアントにおけるスポーツの位置付けについて、お話いただきました。 

 

広告代理店と聞いて思い浮かぶ一つとして挙げられる電通、その100%子会社としてスポーツ事業に特化した形で設立された電通スポーツパートナーズ、スポーツ事業部のプロデューサーである川端氏は、特にイベントマネジメント事業にて、マラソンやサッカー・フットサル、オリンピック関連など多岐にわたって展開しています。

「社員は出払っていて、社内には人がほとんど居ませんよ。」と笑う川端氏、それだけ日々の業務の忙しさを物語っています。

 

イベントにおける主催者から、様々な業務を請け負い展開している広告会社。ただ、川端氏曰く「イベント全てをやっているわけではなく、あくまでも我々は裏方。このイベントに関わっているなどと大々的に名前が出ない方が、好ましい状態ですね。」との事。とは言え、実際のイベントでは、式典進行、報道対応、運営計画、会場設営、警備、計測、など、多くの業務に携わり、イベントになくてはならない存在となっています。

 

また、スポーツにおける広告展開として近年話題にもなっているスタジアムのネーミングライツの話題にも。

サッカーJリーグを見てみると、J1とJ2のそれぞれ約半数のスタジアム名にネーミングライツが適応されています。○○スタジアムなど、企業名や商品名が付けられた競技場の名前を耳にしたり目にしたりした事があるかと思いますが、それらはネーミングライツによるもの。

ただし、場合によってはスポンサーの影響で大会によって、普段とスタジアムの呼称が異なることもあるという事で、その時の現場の舞台裏となる際のお話をたっぷりとお話いただき、スタジアムの命名がビジネスとして大きく関わっていると、受講生が実感した場面でもありました。

 

こぼれ話として、東日本大震災後、あるイベントで東北を訪れた際、ご自身が携わったお話をしてくれた川端氏。その時の悲惨な状況と前を向く住民の強い希望を現場で目の当りにし、「話を聞いたり写真を見たりするだけでなく、現場でなければ分からない・感じられないものこそリアルである」と、当時の思いをフラッシュバックさせ、熱く語っていただきました。

 

そんな川端氏が考える、スポーツ業界で活躍するための仕事の流儀は、

「競技優先」

 

更に、求める人材・必要な素養としては、

「好きではなく、知っている得意なスポーツを持っている。様々な価値観を受け入れる力。リスクマネジメント力。」

 

受講生からは、

●スポーツチームや企業が抱えている様々な課題や現状を知ることができて、とても良い機会になりました。

●スポーツを裏方として支えていき、そこにやりがいを感じるという面で、自分と共通する部分があった。

●スポーツのあるべき姿や、スポーツが与える影響など、根本の大切なお話を聞けて良かったです。

●スポーツに関わり、サポートしていくには、スポーツに対してプロでなければいけないという言葉に感銘を受けました。

●裏方として運営に対する姿勢など、今までインターン等を経験してきたことに更にプラスになると感じました。

●現場経験の重要性というのを改めて強く感じました。

●企画する際に視点を広く持ち、リスクマネジメントすることの重要さを知ることができました。

●ネーミングライツに関するお話を深く知れて、とても勉強になった。

●今後、スポーツと行政とのつながりが大事であることなど、いろいろなヒントをもらえました。

●普段スポーツを見ていて気づかないような点についてお話いただき、スポーツを見る視点が変わりました。

 

と、仕事内容はもちろん、その仕事に対する姿勢について刺さるものがあったようです。

 

最後に川端氏より、

「皆さんがこうやって勉強しているマースキャンプのような環境は、とても幸せだと思います。それは、違う大学や年齢の友人とのつながり、社会に出た時にそのヨコ・タテのつながりが大切になってくるからです。日々のニュースなどについても、スポーツやそれ以外でも使えると思えるような何かを探せるように見方を変えてみるのもいいかもしれません。これらの環境やつながりを大事にして、頑張ってください。」

とラストメッセージをいただきました。

スポーツ業界を目指す人たちとのつながり、それがマースキャンプの特徴でもあります。

何せ仕事をしてみれば業界狭し。今のうちから業界で活躍、一緒に仕事をすることを想定し、現場を観て、自分の言葉を持った仲間同士が貴重な財産となるべくコミュニティを作り上げていってもらいたいものですね。

 


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講師/ゲスト

株式会社電通スポーツパートナーズ
スポーツ業務部 プロデューサー

川端 淳一

静岡県清水市出身(現静岡市清水区)
順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツマネジメント学科卒業後、スポーツメーカーに入社。2001~2005年まで広告代理店に勤務。
2006年~電通スポーツパートナーズ設立と同時に入社。マラソンやバレー、アメフト、サッカー、スタジアムネーミングライツなど、横断的に担当。