スポーツの社会価値を新しい角度から見せたスポーツ×モバイルゲーム

講座レポート

  • 対象講座
    Challenger!スポーツ×新サービス①
  • 日時
    2012年11月15日(木) 19:30~21:30
  • 会場

    TKP新宿ビジネスセンター 11Fスカイ会議室

    東京都新宿区西新宿2-3-1 モノリスビル11F

  • 講師/ゲスト
    頼定 誠詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細

野球ゲーム、サッカーゲームなど、家庭用ゲーム機でのスポーツ関連ソフトでピンと来るものはいくつかあるかと思います。一方、最近では携帯電話・スマートフォンの普及に伴い、携帯ゲームも勢いを増してきています。

今回は、そんなモバイルゲームで「モバプロ」や「モバサカ」「モバダビ」などを展開される、株式会社モブキャストの取締役CMOメディア事業本部長の頼定誠氏にお越しいただき、スポーツとゲームとの関わり、スポーツをコンテンツとした事業の展開・可能性について、お話いただきました。

Challenger!スポーツ×新サービス(1) Challenger!スポーツ×新サービス(1)

野球、サッカー、競馬と、スポーツに特化したソーシャルゲームを提供しているモブキャスト。2011年2月に本格オープンしてから、現在まで約280万人もの会員数を誇ります。

特出すべきは自社のプラットフォーム「mobcast」を持ち、ソーシャルゲームを展開しているという点。

自社で開発ができ、ユーザーからの声も直接届き、CMや広告などもコントロールできる。皆さんも一度はTVCMで「モバプロ」や「モバダビ」を見たことがあると思いますが、それらを自社でコントロールできることにより、「この講義が終了後、今回受講してくれている方々がどれくらい会員として増えてくれたかも分かりますよ。」と笑いながら説明していただきました。

また、スポーツに特化している点については、「日本でもアメリカでもヨーロッパでもアフリカでも、全世界どこでもスポーツのルールは同じ、だから海外への展開もやりやすいんです。」とは頼定氏。

スポーツの社会的価値として「共通言語」とはまさにこのこと。

仕事の内容として、重要になってくるのがマーケティング。

相手を知る事、すなわちターゲット戦略がビジネスの勝敗の約90%を左右するということで、ユーザーを招いて座談会・アンケートを実施する事も。ターゲットとしては、スポーツは見るよりもする、かつゲームもよくする、そんな属性である事から、「負けず嫌い」が多く、その欲求を満たすような展開を進めることで高い評価を得ています。

いわゆる「口コミ」戦略に強いのがモブキャストともお話し頂きましたが、ヒントは「負けず嫌いをくすぐること…これ以上は企業秘密です 笑」とギリギリのラインでお話し頂きました。

またユーザーは携帯でやり取りを進める為、対面してのサービスが行われないのがネットビジネス。

そこで、ユーザーであるお客様と触れ合う重要な機会として活用されているのがスポーツイベント。野球ゲームである「モバプロ」のゲームカードを球場入口で配布のプレゼント実施、また赤坂サカスで実施したイベントでは、平日にも関わらず、朝9時から約200人もの行列、2日間のイベントで約1000人を集めるなど、大きな反響を得ています。

その他、球団とタイアップして、スタメンコールのビジョンの映像にモバプロのカードを映し出したり、選手カード付きチケットを販売したり、セ・リーグのクライマックスシリーズでタイアップイベントを行ったり、様々な施策を実施。スポーツニュースでCMを流すなど、ターゲットを仕事帰りのビジネスマンにあて、こちらも反響は大きいものだそうです。

それ以外では、NPBのドラフト会議でタイアップし、モバプロのロゴがスクリーンに出たときには、大きな手応えを感じたとの事。

またCMの記者発表においては、モバプロの記者発表では、会見場にマウンドとバッターボックスを作成したり、モバダビの際にはゲームプロデューサーが騎手に扮したり、その注目度を集めていました。

「あくまでもタレントがメインと考えてメディアへの露出を意識。記者発表単体ではなく、連動して動いているCMでも効果を発揮してくれる。」

と、商品PRの連動感を伝授頂きました。

先日まで行われていた「国際女子サッカークラブ選手権2012」では、オフィシャルスポンサーとして大会に協賛し、大会名も『mobcast cup』として開催されました。残念ながら日本から参加したINAC神戸の優勝はなりませんでしたが、頼定氏曰く、「今回はあくまで第一回大会。今後も冠スポンサーとして長期に亘ってスポンサードを考えている」との事でした。

今後は、モバサカで全世界をつなげ、モバサカでのワールドカップ開催を視野に、モブキャストと言えばスポーツ、スポーツと言えばモブキャスト、という関係を目指したいと、展望を語ってくれた頼定氏。

そんな頼定氏が考える、スポーツ業界で活躍するための仕事の流儀は、

「『人が好き』&『ミーハー』」との事で、新しいモノが好きである事がポイントとも。

また、業界として求める人材・必要な素養は、

「洞察力、統計力、物事をマクロ・ミクロの両方で見ることができる力」

Challenger!スポーツ×新サービス(1) Challenger!スポーツ×新サービス(1)

受講生からは、

●気になってはいましたが、なかなか聞くことのできる業界ではなかったので、非常に興味を持ちました。
●スポーツとゲームをかけ合わせるという事に以前から興味を持っていたので、今日の講義はとても魅力的でした。
●ソーシャルを通じてスポーツに貢献している点について、すごく感動した。
●携帯ゲームを取り扱う会社でのCSR活動の取り組みが想像できていなかったので、驚きました。
●CMなどでのタレント選択の意図やターゲットについて、これから注目していきたいと感じました。
●マーケティングやプロモーション、イベントの話について、スポーツ業界だけではなく様々な業種で考えられる点であると勉強になりました。
●顧客を増やす要素として口コミの大切さが知れて良かったです。
●スポーツというものがゲームと通してでも貢献できるという事に気付けた。
●今までスポーツ×ゲームというところで関心がなかったが、今回の講義で興味を持ち、魅力を感じました。
●ゲーム事業という事で、ゲームの製作にかかわる仕事や業務内容だと思っていたが、イベント業務がとても多く、顧客との直接交流をしている点に驚いた。
●スポーツ×新しい仕掛け。とてもヒントの多い講義でした。
●スポーツ業界にとって非常に大切なパートナーになると考える企業でした。

と、スポーツ×ゲームには興味はあったが知らなかった部分が見えてきた、

また興味はあまり無かったが、話を聞いて興味が湧いてきた、という感想が多く上がっていました。

最後に頼定氏より、

「とにかく人に興味を持ってください。相手がどういったものに興味があるのか深い関心を持ち、一期一会を大切に上を向いて生活して欲しいです。
このマースキャンプで受講生の皆さんと出会えたのも一期一会、今日のこの日が皆さんにとって大切なものになるよう、これからも頑張ってください。」

とラストメッセージをいただきました。

受講生から『モバプロβ版からやっていました!』というようなコアなファンが居たり、

『今日の講義を聞いて、モバプロ・モバサカをやってみようと思いました。』『今日からモバサカ始めます!』というような新規ユーザーが現れたり、今回の講義を通じて、また新たな広がりを見せたモバイルエンターテインメントの世界。

人との出会いを大切に、受講生もスポーツ業界でのネットワークを広げていくことでしょう。

スポーツチームやメーカーなどの講義はわかりやすく事前の期待値が高くなっていますが、実はスポーツ業界を産業として単体で成立していくよう動いているようなパートナー企業の講義の満足度が高いのがマースキャンプの特徴でもあり、実はこういったところにチャンスが隠れているのもこの業界。

スポーツ×社会を結ぶビジネスを知り、自分のやりたいことと人を積極的に結び付けていってほしいと強く願っています。

 


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講師/ゲスト

株式会社モブキャスト 
取締役CMO メディア事業本部長

頼定 誠

1992年 日本IBM入社、2001年博報堂入社  インターネットマーケティングに携わる。
2006 年エフツーエム(富 士フイルム/電通合弁)取締役COO就 任、化 粧品ビジネスの 立ち上げを支援。
2009年モブキャスト 取締役就任 スポーツ ソーシャルゲーム&メディアのマーケ ティング戦略を指揮。
早稲田大学 大学院商学研究科 (経営戦略)修了/中央大学理工学部数学科卒

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりMARS立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなど、社内事業を横断的に従事し、10年より立ち上げた、「MARS CAMP」商品企画・広報も担当。新卒・中途共にスポーツ業界内企業の外部人事部として活動しながら、体育会系人材の就職支援やアスリートと企業を結ぶセカンドキャリア支援など、スポーツとキャリアをトータルでプロデュースする。