絶対王者!圧倒的強さを見せるチームを支えているその裏側に潜入!

講座レポート

  • 対象講座
    スポーツチーム奮闘記
  • 日時
    2012年12月4日(火) 19:30~21:30
  • 会場

    TKP新宿ビジネスセンター 11Fスカイ会議室

    東京都新宿区西新宿2-3-1 モノリスビル11F

  • 講師/ゲスト
    富田 晃司詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細

先日タイで行われたフットサルW杯。キングカズこと三浦和良選手がフットサル日本代表に選ばれて参戦したのも記憶に新しいかと思います。

一躍脚光を浴びたフットサルにおいて、日本国内リーグであるFリーグで現在5連覇中、絶対王者として君臨するのが名古屋オーシャンズというチーム。

今回は、その名古屋オーシャンズから富田晃司氏にお越しいただき、フットサルチームとしてのリアルをお話いただきました。

 

前出のように、現在Fリーグ5連覇中の名古屋オーシャンズ、2007年からリーグがスタートし、実は初年度から現在まで全てのシーズンで優勝している事になり、また今シーズンも現在首位を独走中。その他のカップ戦でも優勝を重ね、圧倒的な強さを見せています。

先日のフットサルW杯では、日本代表に5人を選出、更には世界最高のファンタジスタとも称される、ポルトガル代表でも活躍しているリカルジーニョ選手が所属している名古屋オーシャンズ。

それだけの強豪チームなのだから、運営しているチーム関係者・スタッフもさぞ大人数であろうと思いきや、

「実は事務局として運営に携わる社員は、わずか3人なんですよ。」

とは富田氏。フットサルチームの現状に、参加受講生たちも驚きの表情を見せていました。

その中でも、チームの運営やホームゲーム興行、アカデミーやスクールなど、運営面を一手に担っているのが富田氏。

病気で倒れたりしたら現場は大混乱ですね、との問いかけに「そんな存在でありたいですね。」と謙遜していましたが、逆にそれが現場でのリアルな現状であることは間違いありません。

そんな名古屋オーシャンズ、一つの特徴として、Fリーグ全チーム中唯一ホームアリーナを持っている事が挙げられます。何十億ともいわれる建設費にて、2008年5月に完成されたそのアリーナは、東洋一の規模を誇るフットサル専用アリーナ。日本のみならず、アジアで、そして世界での活躍を目指すチームを考えたうえでのシンボルとなっています。

また、チームのスポンサー獲得に話が及ぶと、常勝を掲げる名古屋オーシャンズにおいて、常に勝つオーシャンズを見せる事がスポンサーの満足度につながるとは富田氏。

更に、ホームアリーナであるオーシャンアリーナを世界に通ずる施設にするべく、Fリーグのシーズン以外でカップ戦をホームアリーナで開催・実施、オーシャンアリーナカップと名付けられた大会で、名古屋オーシャンズは今年の優勝で3連覇を達成しています。

やはり気になるのは、フットサルW杯後の観客動員。

メディアに取り上げられた事による効果で、W杯前でのホームゲームの観客数から、W杯後では約800人増に。

「W杯後に名古屋が集客が上がっていない状態を見せるわけにはいかない!」

というリーグの中でのあるべき確固たるポリシーをお持ちでした。

カズ効果など、フットサルを知るキッカケになった事は確かだが、来てくれた観客に対してどれだけ満足して帰ってもらえるかが重要、と富田氏は語り、W杯効果を感じると共に、注目を浴びた選手たちについて、曲がった報道をさせないことの必要性を説かれていました。

加えて、チームとしてより地域に密着した選手を育成していく事や、地元でのクリニックやイベントの開催、地域との関係性の強化も今後には必要との事でした。

そんな富田氏が考える仕事の流儀は、

「日本フットサル界のフロントランナーとしての責任、自覚」

Fリーグ5連覇中という名古屋オーシャンズの日本フットサル界での立ち位置を理解したうえで、行動・発言していく事。

また、スポーツ業界で活躍するために求められる人材や、必要な素養に関しては、

「向上心があり、社交性を持ち合わせている人」

ということで、特に試合の興行はサービス業と同じ、もし一度社会を経由するとすれば、営業職やサービス業での仕事経験は、スポーツ業界で活かしやすいとのアドバイスも。

 

受講生からは、

●フットサルの現状、経営の厳しさなど、初めて聞くことがたくさんあって、驚かされることも多く、役に立った。
●W杯直後のフットサルが注目されているこの時期に、W杯の前と後で変化した部分を聞けたのが良かった。
●今まで講義で聞いたJリーグチームとは、同じプロスポーツチームでも抱えている問題なども全く違うな、という印象を抱きました。
●フットサルがビジネスとしてまだまだ成り立っていない現実を知り、スポーツ業界が改めて難しい大変な業界だと感じた。
●従業員数を含めたマイナースポーツの現状を知ることができた。
●リーグの中での自チームの振る舞い方など、フットサルに特別興味がなくても分かっておかなければいけないことでした。
●フットサルに限らず、マイナースポーツには、その競技を盛り上げていこうという強い意志を持った方々が必要なんだと感じた。
●偶発的なメディアの露出…来るべき時のために準備をしておくことが、必要なんだと痛感しました。

マースキャンプのレギュラークラスに参加してくれている受講生は、インターン実施機会を活用していますが、その中でサッカーやフットサルのチームでのインターン現場もあります。

特にフットサルのチームで試合興行インターンに参加してくれた事のある受講生にとっては、他チームのリアルな現状を知ると共に、参加受講生からの感想の大半が、従業員数やスポンサー料などを含め、マイナースポーツの厳しさを強く感じているようでした。

最後に富田氏から、

「まだまだマイナーなスポーツであるフットサルは、厳しい状況である事は否めませんが、他のスタッフを含め、趣味の延長上として頑張っている部分もあります。今回のフットサルW杯でフットサルの認知度は確実に上がったと思うので、このマースキャンプに参加してくれている方々を含め、フットサルに関わる人が増えて欲しいと思いますし、更に盛り上げていきたいですね。」

とラストメッセージをいただきました。

マイナースポーツをメジャーに、関わった人が常に思う命題は、どのスポーツでも同じ。
それをいかに行動に移し達成出来るか、スポーツ業界で活躍するために、経験を積み、還元できるものを携え、周りを巻き込んで動いていくことが必要ですね。

 


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講師/ゲスト

名古屋オーシャンズ株式会社

富田 晃司

2006年名古屋オーシャンズの前身「大洋薬品/BANFF」創設から専属スタッフとして加入。
トップチームだけでなく、サテライト、スクール業務、地域貢献活動、クラブ運営に関わる業務を幅広く担当している。

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりMARS立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなど、社内事業を横断的に従事し、10年より立ち上げた、「MARS CAMP」商品企画・広報も担当。新卒・中途共にスポーツ業界内企業の外部人事部として活動しながら、体育会系人材の就職支援やアスリートと企業を結ぶセカンドキャリア支援など、スポーツとキャリアをトータルでプロデュースする。