誰もが目にするYahooスポーツ!知られざるITとスポーツの密着関係に注目

講座レポート

  • 対象講座
    WEBが支えるスポーツ業界のサービス
  • 日時
    2012年12月15日(土) 15:00~17:00
  • 会場

    TKP新宿ビジネスセンター 11Fスカイ会議室

    東京都新宿区西新宿2-3-1 モノリスビル11F

  • 講師/ゲスト
    小用 圭一詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細

皆さんは日頃、スポーツの情報を何で得ることが多いでしょうか?
新聞?テレビのスポーツニュース?SNS?etc…  
数ある媒体のうち、インターネットもその一つではないかと思いますが、その中でもとりわけ思い浮かべるものとして「Yahoo!スポーツ」の存在は欠かせないのではないでしょうか。 
日頃のスポーツ情報=Yahoo!スポーツのトピックという人も多いのでは?

今回は、そんなYahoo!スポーツから、プロデューサーの小用圭一氏にゲスト講師としてお越しいただき、スポーツコンテンツ制作の裏側や、スポーツ×WEB の今後の可能性など、たっぷりとお話いただきました。

 

講義開始直後のアンケートでも、Yahoo! JAPANをよく利用している人は受講生の約8 割。
同様にYahoo!スポーツを利用している人も8割にのぼり、スポーツニュースと言えばYahoo!スポーツと、その浸透率の高さをうかがわせていました。

講義冒頭では、基礎の基礎として、インターネットの主要なビジネスモデルとして以下の3つの手法を解説していただきました。
・広告を掲載する
・企業に物や情報や権利を売買する
・個人に物や情報や権利を売買する
「基本的にはITでもこの3つが主要なビジネスモデルです。」と小用氏。

そんな小用氏が所属している部署は、Yahoo! JAPANにおけるWEBページのトップページ、トピックス、ニュースやスポーツなどメディア情報を取り扱っているもの。その中でも、Yahoo!スポーツでの組織体制について話が及ぶと、プロデューサーを始めとして、ディレクターやエンジニアなどがどのように動いているのか、定常業務またはそれ以外のプロジェクトの場合などについて、ご説明くださいました。

アテネ五輪からゴールドパートナーとしてJOC(日本オリンピック委員会)に協賛しているYahoo!JAPAN。
先のロンドンオリンピックでもオリンピック特集ページを展開していたのは記憶に新しいと思います。合計で16億PVを越え過去最高を記録するなど、その需要は大きいものでしたが、期間中のサイト運用にまつわるお話は、参加した受講生のみが聞ける特典。

また、こぼれ話として、小用氏自身のバンクーバー五輪期間中の仕事のリアルをお話しいただきましたが、現地と17時間ある時差から、終電で会社に入り、 仕事を進め、翌日のお昼すぎに帰宅するという昼夜真逆のスケジュールであ ったことも告白いただき、「期間中は記憶を無くすほどハードでしたが、ニンニク注射して耐え凌ぎ、五輪閉幕後に入院しましたよ。」 と笑う小用氏でしたが、受講生にとってはその仕事の大変さが垣間見れた一面だったのではないでしょうか。

加えて、プロジェクト・運用の際における「陥りがちな落とし穴」について小用氏の体験を交えて紹介していただき、プロジェクトを進行していくうえで、様々な人が関わっている事を知ると同時に、それぞれの思惑をどう調整していくのか、どう動かしていくのか、まさにリアルな仕事の状況が集約されていました。

話は、本題であるYahoo! JAPANのスポーツ業界への影響力に。
「アマチュアチームやスクールなどの育成、代表やリーグ・チームなどの最前線、メディアや広告・スポンサーなどの後方支援、それぞれの個所においてITが必要な業種は全部である」とは小用氏。「現在はプロスポーツのメディアサービスに力を注いでいますが、必要な個所へのサポートを拡大しつつ、IT・WEBサービスを通じてスポーツ界全体に貢献していきたい。」とのお話に、スポーツ業界におけるITの価値に関して、小用氏の強い想いを感じることが出来ました。

現在、Jリーグのベストイレブンを予想するファンタジーゲーム「ファンサカ」を展開しているYahoo!スポーツ。
アメリカでは3000万人以上が遊んでいると言われるファンタジーゲームですが、「ファンサカ」については、Jリーグのファンを増やす事を目的としており、「インターネットから実際のスポーツにどれだけ影響させられるか、Yahoo!スポーツが目指すものであり、今後の展開拡大を期待して取り組んでいます。」と、インターネットが2次メディアになっている現状を踏まえ、デバイスに対するこだわりが昔に比べてなくなってきている今、さらにそのアレルギーを解決していく主体になれる小用氏自身の仕事の喜びもお話いただきました。

そんな小用氏が考える、スポーツ業界で活躍するための条件としての仕事の流儀は、
「スピード決断」

また、業界において求める人材や必要な素養としては、
「共感力。共感する力、共感される力」

間違う事を恐れていては、流れの早いIT×スポーツという領域では遅い。その時、自分に出来るベストの判断をし、間違った決断であればリカバリーに全力を注ぐ、そのために常日頃からの情報収集や周囲との信頼関係が大事、との事でした。

 

受講生からは、

●ヤフーとスポーツは一見関わりのないように見えますが、スポーツ業界は広いと感じました。
●ITとスポーツの関わり方を知る事が出来てよかったです。
●社外のみならず、社内でのリリースをする際に、どのようなやり取りが行われているのか、知れてよかったです。
●今まで知識もあまり無く、イメージも湧きづらかったIT業界の話は、とても興味深く、新鮮でした。
●ITが不要な業種は無く、ITとスポーツは密接に関わっていることが分かった。
●スポーツのエンターテインメントとしての枠を広げるためにも、WEBやITの必要性を再確認できました。
●自分がいつも見ているYahoo!の実情を知れて良かった。
●スポーツ産業は他の業態よりもこの領域に関しては弱いと感じていたので、逆にチャンスも多いと感じた。

とりわけ多かったのが、
「今までで一番面白い・楽しい講義だった。それでいてリアルが見れる、ためになる講義だった。」
との感想で、受講生からの満足度は非常に高いものとなったようです。

最後に小用氏からラストメッセージとして、
「僕自身は、スポーツ好きな日本人をもっと増やしたい!皆さん も、このマースキャンプをきっかけに、スポーツに対して、こんな関わり方もあるんだと知ってもらえればと思います。様々な事を経験し、最終的にスポー ツ業界で働く機会があれば、日本にスポーツを広める事を考えて進んでもらい たい。ここにいる受講生の皆さんと一緒に働く時が来れば、非常に嬉しい事であり、そうなるように頑張ってください。」 とエールをいただきました。

今日の講義を終えて「こんな関わり方も実はあるんだ…」「正直、想像もしてい なかった領域の話でした」という感想を持った受講生も多かったようですが、
実はスポーツの仕事に関しては、そういう仕事は少なくはないと考えます。 認知をしなければ興味は持てず、興味を持った時には「実は自分の目的に近い
のはこの仕事だった!」となることが、2年半展開してきた過去のMARSCAMPで も多く散見されます。

スポーツ×WEB(IT)、身近でありながらまだまだ奥の深いものではありますが、 今回の講義でその関わり方を感じ取っていただき、仕事にするも良し!選んだ 道で活かすもよし!いずれにしても必要なスキルであることは間違いないので、自分の手でサービスを使い倒していただくことから始めることが宜しいかもしれませんね。

 


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講師/ゲスト

ヤフー株式会社
メディアサービスカンパニー 企画本部 Yahoo!スポーツ プロデューサー

小用 圭一

学生時代は少年サッカーのコーチに打ち込み、スポーツを通したコミュティ形成に関心を強める。
株式会社ザッパラスにてモバイルサイト企画・開発を約4年間経験し、2007年ヤフー株式会社入社。
2008年北京五輪特集のモバイルサイトディレクター、2010年バンクーバー五輪特集のチーフディレクターを務め、2011年にJリーグのベストイレブンを予想するファンタジーゲーム「ファンサカ」のディレクターを担当後、2012年にプロデューサーに職種転向。
サッカー・野球を中心に幅広い種目の企画に従事。

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりマーススポーツエージェント(現:ウィルオブ・スポーツ)立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなどを経験し、2010年「MARS CAMP」創設。現在は社内事業統括、新規事業立案・推進を担う。スポーツ関連企業の外部人事部としてスポーツ×キャリアをトータルでプロデュースしながら、2020以降に事業化・プロ化を視野に入れる各種スポーツ中央団体の事業パートナーとして各種プロジェクトを推進中。