広がる可能性!スポーツの基礎ともいえる職業とは

講座レポート

  • 対象講座
    スポーツを支え、スポーツと共に~スポーツと密接な企業のブランド展開~
  • 日時
    2013年8月3日(土) 15:00~17:00
  • 会場

    TKPスター会議室 西新宿 ホール8B

    東京都新宿区西新宿1-19-6 山の手新宿ビル8F

  • 講師/ゲスト
    高野 達也詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細

スポーツに関わる企業と聞いて、その関わり方をイメージするのは、スポンサーや用具を提供するメーカーなどが思い浮かぶでしょうか。では、それ単体ではスポーツと余程結び付かないものを取り扱う企業の、スポーツとの関わり方とは?
今回は、「砂」を取り扱う企業、高野商事株式会社の代表取締役社長である高野達也氏にお越しいただき、スポーツに関わる企業の立ち位置、その事業における可能性について、お話いただきました。

 

冒頭、「砂を使った場所で思い浮かぶところはどこですか?」という高野氏からの投げかけに、砂場を筆頭に、砂浜、グラウンド、バンカー、ダート、などが受講生から挙げられました。実は、そのほとんどがスポーツに関わる場所であるということ。砂浜はビーチバレーやビーチサッカー、グラウンドは野球もサッカーも、バンカーはゴルフに、ダートは競馬など。実は深々とスポーツに関わりのあるものだと言うことを、改めて考えさせられました。

そんな砂を始めとして、ゴムや鉄、紙といった、いわゆる資源と呼ばれるものを扱う高野商事、その資源をアジアのみならず海外とも取引をし、そこから建設材料などにも関わり、多方面への輸送を含めた物流と、幅広く事業を展開しています。その中で、ビーチイベントの会場作りに参画したことでビーチスポーツを始めとしたスポーツに事業として関わるようになったとの事。

展開は砂に留まらず、芝も例外なく。例えば、今までサッカー場で使用されてきた人工芝は、利用後に使用不可となった場合はゴミとして処理されてきました。そこで、高野商事がその使用不可となった人工芝を引き取り、分別後に再生人工芝として新たに甦らせ、学校やフットサル場などで再利用。従来、何千万となる新品の芝生に対し、再生人工芝はその1/6程度で購入可能となり、それまでゴミ扱いだった人工芝が、大いに役立てられています。

また、海のない場所に砂でビーチを作り出し、ビーチプロモーションの一環として、北関東におけるビーチラグビーのビーチコートを作ったり、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である通称Kスタ宮城(現コボスタ宮城)での夏のイベント、夏スタ!にてスタジアム外のスペースに砂を敷き詰めてビーチバレーコートを作って夏のイベントを盛り上げる活動はもはや夏の風物詩。仙台のゼビオアリーナオープニングイベントの際には、アリーナ内に砂を敷き詰めてビーチコートを設置したり、有明コロシアムで行われたテニス・楽天ジャパンオープンの際、コロシアム横にビーチコートを設置してビーチテニスの全日本選手権を開催するなど、ビーチの無い場所にビーチを作り出す事でビーチスポーツに欠かせない存在になっています。

今後は、このような人工芝フットサルコートやビーチコートの施設『Sabbia Sport(サビアスポルト)』を広く展開していきたいと語る高野氏。「広いスペースがありながら、有効活用できていない地域・場所での導入、イベントでの利用促進につなげたい。『砂』と言えば高野商事として貢献する」という強い想いをお話しいただきました。

そんな高野氏が考える、スポーツ業界で活躍するための条件、仕事の流儀は、
『スポーツに触れる場所を作る』
そして、求める人材・必要な素養については、
『変化を恐れない』

 

受講生からは、受講前のイメージとして「砂とスポーツの関わり・つながりが想像できなかった。」との声が多くありましたが、

●砂がどうスポーツと関わるのか?という疑問があったが、使用の仕方によって様々なイベントや人に直接関わっていけるものだと感じた。
●発想がとても面白く、今後に役立つと思いました。
●普段の生活では気付かない会社がスポーツに関わっていることを知り、新たな関わりが勉強できました。
●少し視点を変えるとビジネスに変わる、という良い実例を聞かせてもらえました。

と、スポーツへの関わり方の多面性を考える機会となったようでした。

最後に高野氏より、
「砂と言われても、なかなか馴染みがないかもしれないが、今回の講義で少しでも理解してもらえれば嬉しいですね。砂を扱う事業として、ドップリではないがスポーツの基礎をやっていると思っています。スポーツの世界は、見た目は派手ですが、その基礎があるからこそ育っているものだと自負しています。皆さんも、マースキャンプを通じて、様々なスポーツに関わる仕事について学んでいる事と思いますが、こんな関わり方もあるので、皆さんなりの関わり方をみつけて頑張ってください。」
とラストメッセージをいただきました。

立ち位置を変えてスポーツへの関わり方を知る事で、その選択肢を増やす。半歩外に出ることも仕掛けの一つ。多方面から強いエネルギーを持った仲間がつながっていく事が、発展につながるのだと考えさせられますね。

 


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講師/ゲスト

高野商事株式会社 
代表取締役社長

高野 達也

茨城県神栖市出身。高校卒業後、オーストラリアに留学する予定であったが、母親が病気で倒れ、両親の経営する高野商事へ入社。当時は国内の砂を取り扱っていたが、資源の枯渇から海外進出。中国工場、ベトナム工場の開発に着手し、平成17年、社長に就任。当時20名程の弱小企業から体制を整え、現在は70名まで成長した(売上高20億円)。現在は更なる発展を目指し、スポーツ業界、リサイクル事業、復興事業にも注力し、現在ロシア工場の建設を手掛ける。

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりMARS立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなど、社内事業を横断的に従事し、10年より立ち上げた、「MARS CAMP」商品企画・広報も担当。新卒・中途共にスポーツ業界内企業の外部人事部として活動しながら、体育会系人材の就職支援やアスリートと企業を結ぶセカンドキャリア支援など、スポーツとキャリアをトータルでプロデュースする。