スポーツメディアのプロによるスポーツの本質の届け方!

講座レポート

  • 対象講座
    スポーツ報道の現場より
  • 日時
    2014年5月3日(土) 15:00~17:00
  • 会場

    TKPスター貸会議室 西新宿

    東京都新宿区西新宿1-19-6  山手新宿ビル 8階

  • 講師/ゲスト
    及川 卓磨詳細
  • ナビゲーター
    仲島 修平詳細

アメリカで、そして全世界で熱狂的ファンを生み出しているNBA。

そのNBAの魅力を日本へ余す事なく伝えていく伝道師としての役割を果たしているのが、
ゲストである及川氏が編集長を務める日本版「NBA.com」。

今回の講義では、編集長の及川氏から直々にパフォームメディアジャパンの位置付けと
WEBと連動したスポーツメディアとしての施策をお伺いしました。

 

■競合無し。「日本でここまで複合的にやっている会社はない」

NBA公式サイトとして委託を受け、パフォームメディアジャパンが運営している日本版「NBA.com」。実は、そもそもNBAというリーグ自体が幅広いデバイスに対して情報を提供する環境を用意していること、これ自体もバスケットボールファン以外は日本国内ではあまり認知されていない現状でもあります。

現在は14ヵ国で運営されている「NBA.com」ですが、「NBA.com」が海外へサービス展開をする際に日本の市場に目を付けて、他国に先駆け1番最初にパフォームメディアジャパンが権利を買い取る形で委託を受けました。

前半は、仕入れた権利をいかにして活用しているのかに焦点が当てられます。

その方法論に関しては、パフォームメディア社が抱える多数のメディアと
WEB広告事業をご紹介頂きながら紐解いて頂きました。元々パフォームメディア社が強みとしていたのは、スポーツにまつわるデータ分析。

そのデータの行く先は、NBA.comをはじめとした複数のWEBサービスへ提供され、
サービスコンテンツの充実がWEB広告の獲得にも繋がり、パフォームメディアが他社と差別化出来ている要因になります。

またそのほかにもオンラインブックメーカーや放送局、モバイル通信社といった企業へのコンテンツ提供によりマネタイズ。受講生からは「なるほど・・・」といった声が今にも出てきそうな表情が印象的でした。

■短距離走(雑誌メディア)と長距離走(WEBメディア)

ゲストである及川氏は前職で バスケットボール雑誌「ダンクシュート」の編集長を務めていました。

「媒体によってコンテンツの作り方に大きく違いが出る」と及川氏が言葉にしたのは、前職と現職で伝え手として求められる役割に違いがあることを意味します。

また、それを端的に表現したのが「雑誌とWEBは短距離走と長距離走」というお言葉。

その真意に迫る仕事のリアルのパートでは
「雑誌」と「WEB」、「日本」と「海外」という比較を交えながらのお話に、受講生は興味津々。中でもコンテンツの違いにより広告のターゲティングやクリエイティブが異なるなど、マネタイズのタイミングで顕著に違いが現れる施策を実際に見せて頂き、役目の違いによる仕事の仕方をハッキリと感じて頂けたのではないでしょうか。

またメディアの発信に対するユーザーの反応の違いとして日本人のメディアに対するアクションと、それによる情報の届け方のお話も。
「閲覧はするけど、コメントはしない。SNSなどで拾い、読みはするが、反応はせず、静かに見ている。アメリカではコメントラッシュです(笑)」と及川。ユーザーが異なれば、届け方も変化することを改めて感じた内容となり、スポーツの本質を届けるための試行錯誤を生々しく感じました。

 

 

イベントの前の受講生の期待値としては

◎スポーツメディアの仕事のリアルが知りたい
◎雑誌とWEB、メディア毎の違いって?
◎スポーツ情報サイト運営の裏側に興味がある
◎バスケットボールを仕事にしたい

こんな声が挙がっていましたが、イベント後の参加者からの声は

◎メディアといっても、発信手法が紙・WEBによってここまで違うんだと気付くことができました。
◎スポーツをドラマにしなくても良いアメリカ。日本との文化的な背景を考えさせる講義になった。
◎今後WEBメディアと絡めたスポーツ事業はまだまだ増えてくるなと感じました。
◎広告主と一緒で、仕入れた権利はしっかりと使い倒さないといけない仕事だなと感じた。
◎スポーツをマネタイズしていく上でのオプションがもらえました。
◎日本にスポーツの文化を浸透させていくのであれば、日本のスポーツ文化が「受け身」である今の現状もしっかりと理解しないとダメなんだと思いました。
◎競技に関係なく、スポーツを仕事にしていくために必要な情報でした。

スポーツ団体の広報を志望しているような参加者は、団体としてのNBAの発信力を感じ、
メディアを志望している参加者に関しては、いかにしてまずは「日本国内」に対して本質的に届けるべきことを届けていったらいいのか。スポーツの仕事と一括りにいっても立場が変われば役目も変わるのが仕事。とはいえ、より多くの方々にスポーツを届け、より多くの価値を提供していくことが必要なことには変わらないのも事実。

自分自身のやりたい事と、業界の現状を踏まえた上で、自身が何をすべきか。
強い想いと、形にできることがあるメンバーがまだまだこの業界には必要なんだな・・・と、改めて皆さんが感じるイベントになったのではないでしょうか。

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講師/ゲスト

PERFORM MEDIA JAPAN CO., LTD.(NBA.com日本版)
編集長

及川 卓磨

日本大学在学中にバスケットボール専門誌『月刊ダンクシュート』(日本スポーツ企画出版社発行)の編集部でアルバイトを始め、大学卒業後の2000年に入社。2006年から7年間、同誌副編集長を務めた。その後、2013年10月にアメリカプロバスケットボールNBAの日本版公式サイト『NBA.com日本版』(パフォームメディアジャパン運営)の編集長に就任。これまでにNBAオールスターとNBAファイナルを各5回、2006年FIBAバスケットボール世界選手権等を現地取材。好きな言葉は「為せば成る」。

08年まで企業の外部人事部機能を担い、企業経営における人材開発・採用戦略の立案・導入を行う。08年よりマーススポーツエージェント(現:ウィルオブ・スポーツ)立ち上げ参画。アスリート・プロチームのマネジメント、スポーツイベントプロデュースなどを経験し、2010年「MARS CAMP」創設。現在は社内事業統括、新規事業立案・推進を担う。スポーツ関連企業の外部人事部としてスポーツ×キャリアをトータルでプロデュースしながら、2020以降に事業化・プロ化を視野に入れる各種スポーツ中央団体の事業パートナーとして各種プロジェクトを推進中。